執筆者:水口貴博

雑談の技術を磨く30の方法

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話の途中で思い出したことを、遠慮しない。

話の途中で思い出したことを、遠慮しない。 | 雑談の技術を磨く30の方法

話をしている途中、少しテーマからずれた話題が浮かぶことがあります。

たとえば、食事の話をしているとき、食事に関連して、肌荒れの悩みを思い出すのです。

突然、ふと思い浮かびます。

話のテーマから少し外れた話題です。

「テーマから外れたことは、言うのを控えたほうがいいかな」と、ためらいますね。

話を折るようで申し訳なく思います。

もちろん討論や話し合いなどの堅苦しい場では、思い出しても言わないほうがいいでしょう。

きちんとテーマがある場では、流れに沿って話をするのがマナーです。

しかし、普段の雑談では、遠慮は不要です。

思い出したことは、その瞬間に話しましょう。

少しくらいテーマがずれていてもOKです。

会話で面白いのは「今、思い出した」と言葉が出てくることです。

「今、思い出したけど」と言われると「何だろう。ぜひ、聞きたい」と思わせることができます。

相手の興味を引かせることができ、話を盛り上げやすくなるのです。

思い出したことは、その場ですぐ口にすることです。

話に興奮を持たせることができます。

いつの間にか、長時間の雑談になるでしょう。

テーマから多少外れても、良しとしましょう。

雑談は、話が脱線するから面白いのです。

雑談の技術を磨く方法(14)
  • 思い出したことは、その場ですぐ口にする。
何でもいいから、返事はすぐする。

雑談の技術を磨く30の方法

  1. 会話の達人とは、雑談の達人のこと。
  2. なぜ、好きでもない人に限って、仲良くなってしまうのか。
  3. ノウハウも結論も求めない。
  4. 中身のない話を、中身のある話に変えてしまえばいい。
  5. 会話は、テーマの脱線が面白い。
  6. テーマのない会話こそが、雑談。
  7. 細かいことに、こだわりすぎない。
  8. 無理やり話をまとめない。
  9. 答えをじらさない。
  10. 雑に会話をするから、雑談ができる。
  11. 体験談ほど、人が引き付けられる話はない。
  12. 雑談には、表情がある。
  13. うまく話そうと思えば思うほど、うまく話せなくなってしまう。
  14. 話の途中で思い出したことを、遠慮しない。
  15. 何でもいいから、返事はすぐする。
  16. 相槌上手は、雑談上手。
  17. 雑談とは、連想ゲームと同じこと。
  18. 一つ一つの会話を、短くしよう。
  19. 話の途中でも、切り捨てられる勇気を持つ。
  20. たとえつまらない話でも、笑ってあげる優しさを持つ。
  21. 雑談が、明るさを生み出す。
  22. モテる人は、雑談で口説く。
  23. 「傷つける、傷つけられる」を、必要以上に恐れない。
  24. 雑でも「礼儀」だけは忘れない。
  25. 「一生懸命さ」は、雑談を盛り上げるスパイス。
  26. 雑談は、共感していくだけでいい。
  27. 話したくないプライベートに、首を突っ込まないようにしよう。
  28. 沈黙も楽しむ雑談にしよう。
  29. 話に割り込んでしまったときには、元に戻してあげるケアをしよう。
  30. 思い出に残る話は、雑談から生まれてくる。

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