執筆者:水口貴博

異業種交流会を楽しむ30の方法

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異業種交流会とは、営業だ。

異業種交流会とは、営業だ。 | 異業種交流会を楽しむ30の方法

異業種交流会は、営業です。

営業を思い出しましょう。

営業は、自社の商品を消費者にご提案することです。

もしくは、相手の潜在的な欲求を引き出して、満足してもらうことです。

誰が商品を求めているのか、最初はわかりませんから、とにかくお宅訪問で一軒ずつ、丁寧に回っていきます。

「弊社ではこうした商品を販売しています。お宅では必要ですか」

しかし、ほとんどの場合、いい返事は返ってきません。

「いいえ、必要ありません」

「間に合っています」

「不要です。帰ってください」

これが普通です。

そもそも「この人だ!」という人に出会えるのは、大変低い確率です。

ほとんどの場合、断られます。

しかし、まれにいるのです。

「この人だ!」という人が。

「ちょうど今、そういう商品が欲しいと考えていたところなんです」

営業は、量が成績に比例する面があります。

たくさん訪問していけば、一定の確率で巡り合えます。

異業種交流会も、営業です。

自分でビジネスを持っている人は、相手に提案できることがあるはずです。

八百屋なら野菜を売っていますし、魚屋なら魚を売ります。

「私はこういうことができますが、いかがですか」

自己紹介して、自分の目的やできることを、相手に伝えるのです。

これを淡々と繰り返します。

自分と相手のビジネスがちょうどWIN・WINの関係になるような、絶妙な関係があります。

それを見つけるため、数をこなすのです。

異業種交流会を楽しむ方法(9)
  • 異業種交流会は、営業と考える。
恥ずかしいのはお互いさま。
何も恥ずかしがることはない。

異業種交流会を楽しむ30の方法

  1. 異業種交流会では、事前準備ですでに勝負が半分決まっている。
  2. 目的を持って交流会に出かけるから、面白くなる。
  3. 主催者と仲良くなれば、出会いが倍に増える。
  4. 異業種交流会は、開始時間前から始まると思っていい。
  5. 交流会が始まった瞬間、人のことがわかる。
  6. 運命の人物に出会うためには、出会いの量が必要。
    とにかく名刺をたくさん配る。
  7. 名刺を、どこからどう取り出すかで、印象が決まる。
  8. 自己紹介の目安は、1分。
  9. 異業種交流会とは、営業だ。
  10. 恥ずかしいのはお互いさま。
    何も恥ずかしがることはない。
  11. 居心地のいい今の人間関係で、満足していませんか。
  12. 印象に残りやすい名刺は、必要。
  13. 異業種交流会は、ただ話を聞くだけでも意味がある。
  14. 服装は印象に残らない。
    印象に残るのは、表情だ。
  15. 積極的に人と出会いにいかないと、ビジネスも拡大できない。
  16. これといった成果がなくても、経験という成果が残る。
  17. 異業種交流会に出席する人は、積極的な人ばかりだ。
  18. 「全然話が合わないな」と思うのではない。
    「全然わからない話で面白いな」と思う。
  19. 異業種の人と真剣な交流を求める気持ちが強いほど、参加費用が高いものを選ぼう。
  20. 騙されることを、必要以上に恐れない。
  21. 「いいな」と思える手本と出会うためには、出会いの量が必要。
  22. 一度も経験したことがない人に限って、交流会に批判的。
  23. じっとしている人に、よい出会いはやってこない。
    よい出会いは、動く人にやってくる。
  24. 電話番号やメールアドレスだけでは足りない。
    自分のことを詳しく紹介したウェブページが必要。
  25. 品定めをされるような目で見られることに、不快感を抱かない。
  26. 「利用してください」と思うと、人とたくさん出会える。
  27. 交流会が終わってすぐメールを送るから、意味がある。
  28. メールは、あえてテンプレートを使わないほうが、出会いを大切にできる。
  29. 抽象的なお礼のメールは、嫌われる。
  30. 最初から大当たりを狙わない。
    運命の出会いは、数をこなした人だけに訪れる。

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