人との出会いでは、第一印象が重要です。
自分のことをわかってもらうために、やはり自己紹介ですね。
異業種交流会では、自己紹介の連続になります。
しかし、ここでよくありがちな失敗があります。
自分のことを少しでもわかってもらい、第一印象をよくしようとする。
すると、自分ばかりが一方的に話しすぎてしまい、自己紹介が長くなってしまうのです。
そういうつもりはなくても、無意識のうちに、そうなりがちです。
自分のことは十分に自己紹介できているかもしれませんが、話が長すぎると、自己紹介とはいえ逆に第一印象が悪くなります。
自分のことばかりだらだら話をされると、誰でもうんざりしますね。
では、自己紹介のとき、心がけることは何でしょうか。
自己紹介の目安は「1分」です。
1分といえば、あっという間です。
そのわずかな時間で、簡単に自分のことや携わっている仕事のことなどを説明します。
短く話そうと心がけることで、相手にとってわかりやすい内容になります。
その結果、第一印象がよくなるのです。
もちろん自己紹介の1分ですべてを詰め込むのは不可能です。
その後、話を交互にキャッチボールしながら、少しずつ会話を深めていけばいいのです。
簡潔に話をすれば、相手からまた話をつなげていきます。
いきなり最初の自己紹介から情報を詰め込みすぎないことです。
一度に紹介するより、少しずつ紹介します。
「わかりやすく」「簡潔」「短く」を心がけましょう。
野球は、キャッチボールを基本にしてチームの結束を深めていきます。
交流会では会話のキャッチボールを交互に繰り返しながら、人間関係を深めるのです。