執筆者:水口貴博

異業種交流会を楽しむ30の方法

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異業種交流会は、ただ話を聞くだけでも意味がある。

異業種交流会は、ただ話を聞くだけでも意味がある。 | 異業種交流会を楽しむ30の方法

同じ業種で同じ仕事を毎日続けていると、知らない間に人間は偏ります。

性格も、考え方も、発想も、人脈も、すべてです。

仕事は専門だからこそいいのですが、その専門で集中するがゆえに、周りが見えづらくなることがあります。

自分が携わっている業種に関しては詳しくなる一方、関係を持つ人間関係や触れる情報など、偏りができてきます。

もちろん専門性は重要なのですが、偏りすぎるがゆえに、逆にポテンシャルが制限されたり視野が狭くなったりするのです。

だからこそ、異業種と関わることが大切です。

異業種交流会は、この偏りを打破する方法です。

「異業種」というところがポイントです。

まったく異なる職種の話を聞くと、ぱっと視界が開けるような感覚があります。

「なるほど、そういうアプローチがあるのか」

「そういう話は初めて聞いたなあ」

「そういう考え方があったのか」

必ずしも、ビジネスに関係する人物でなくてもいいのです。

単に異業種の話を聞くだけでも、自分の頭が柔らかくなることに貢献します。

たとえいい話が聞けなくても、固くなりつつある頭を柔らかくする効果があるからです。

その柔らかくなった頭になれば、仕事中、何かアイデアが浮かぶかもしれません。

別の考え方ができるようになるかもしれません。

異業種に携わる人物に出会って、話をするだけでも、大いに意味があるのです。

異業種交流会を楽しむ方法(13)
  • まったく異業種の話を聞いて、頭を柔らかくする。
服装は印象に残らない。
印象に残るのは、表情だ。

異業種交流会を楽しむ30の方法

  1. 異業種交流会では、事前準備ですでに勝負が半分決まっている。
  2. 目的を持って交流会に出かけるから、面白くなる。
  3. 主催者と仲良くなれば、出会いが倍に増える。
  4. 異業種交流会は、開始時間前から始まると思っていい。
  5. 交流会が始まった瞬間、人のことがわかる。
  6. 運命の人物に出会うためには、出会いの量が必要。
    とにかく名刺をたくさん配る。
  7. 名刺を、どこからどう取り出すかで、印象が決まる。
  8. 自己紹介の目安は、1分。
  9. 異業種交流会とは、営業だ。
  10. 恥ずかしいのはお互いさま。
    何も恥ずかしがることはない。
  11. 居心地のいい今の人間関係で、満足していませんか。
  12. 印象に残りやすい名刺は、必要。
  13. 異業種交流会は、ただ話を聞くだけでも意味がある。
  14. 服装は印象に残らない。
    印象に残るのは、表情だ。
  15. 積極的に人と出会いにいかないと、ビジネスも拡大できない。
  16. これといった成果がなくても、経験という成果が残る。
  17. 異業種交流会に出席する人は、積極的な人ばかりだ。
  18. 「全然話が合わないな」と思うのではない。
    「全然わからない話で面白いな」と思う。
  19. 異業種の人と真剣な交流を求める気持ちが強いほど、参加費用が高いものを選ぼう。
  20. 騙されることを、必要以上に恐れない。
  21. 「いいな」と思える手本と出会うためには、出会いの量が必要。
  22. 一度も経験したことがない人に限って、交流会に批判的。
  23. じっとしている人に、よい出会いはやってこない。
    よい出会いは、動く人にやってくる。
  24. 電話番号やメールアドレスだけでは足りない。
    自分のことを詳しく紹介したウェブページが必要。
  25. 品定めをされるような目で見られることに、不快感を抱かない。
  26. 「利用してください」と思うと、人とたくさん出会える。
  27. 交流会が終わってすぐメールを送るから、意味がある。
  28. メールは、あえてテンプレートを使わないほうが、出会いを大切にできる。
  29. 抽象的なお礼のメールは、嫌われる。
  30. 最初から大当たりを狙わない。
    運命の出会いは、数をこなした人だけに訪れる。

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