ほとんどの場合、異業種交流会は時間どおりに行われません。
悪い意味ではなく、いい意味です。
予定時間より、遅く始まるのではありません。
実は、予定時間より早く始まります。
状況にもよりますが、たとえば夜の19時から開始予定なら、実際は18時くらいから始まると思っていいでしょう。
開始予定時間は、あくまで「予定」です。
ここがポイントです。
「予定をどう捉えて行動するか」です。
別に早く到着してはいけないルールはありません。
19時から開始なら、19時ぴったりに会場のドアが開くわけではなく、かなり早くから入場できるはずです。
それほど早く到着して、何の意味があるのか。
大いにあるのです。
できるだけ早めに到着しておけば、後から来る人に話しかけやすくなるからです。
何でもそうですが、遅く行動するより早く行動するほうが、有利になります。
ここで差ができます。
早めに到着している人のほうが、早くにその場になじめ、場の雰囲気に負けることがなくなります。
誰もいないうちに主催者に挨拶をしておけば、確実に印象深くなります。
早めに到着すれば、後から来る人たちを出迎える形になります。
立場的に、有利になったような気がします。
気持ちを強く持つことができるようになると、話しかけやすくなり、話も弾みやすくなるのです。