1つのことに集中するとき、深い思考力が養われます。
五感だけでなく、判断力や思考力が必要とされて、人間らしさを形成する土台になります。
では、どんなことに没頭するのがいいのかというと、やはり子どもの好きなことが一番です。
好きなことは何でもかまいません。
たとえおもちゃに関してであろうと、漫画に関してであろうと、ジャンルは何でもかまいません。
1つのことに没頭させる。
自分の知識に自信を持たせ「これだけは誰にも負けない」という分野を、1つでも作ることです。
すると、子どもは必ず変わります。
「これだけは誰にも負けない」という自信が身につくからです。
初めからすべてに自信を持つ必要はありません。
初めから自信を持っている人はいません。
まず、特定分野に絞る。
それも自分の好きなことに限られた範囲だけでかまいません。
研さんを重ねて「誰にも負けない」というレベルにまで、高めていくことです。
そのプロセスの中で、判断力や思考力が鍛えられます。
得られた豊富な知識や体験が土台となり、自信もつきます。
1つのことに没頭するからこそ、得られる豊富や知識がもとになり、自信を持てます。
すると、生き方全体が変わってきます。
人と話をするときや、新しいことに挑戦するときの勇気へと変わります。