人生の教科書



子育て
親子の仲とはいえ、閉まっているドアを開けるときにはノックをする。
子育て
子供の部屋を持つと、自立心が促される。
子育て
子供に選ばせた靴は、自然と丁寧に扱うようになる。
子育て
「先生」と呼ばれる親は、子育てに注意せよ。
子育て

子供の
「生きる力」を育てる
30のしつけ方法

お気に入り8 読んだ
10

「本当に気が利く親」というのは、
あえて子供の面倒を見すぎない。

「本当に気が利く親」というのは、あえて子供の面倒を見すぎない。 | 子供の「生きる力」を育てる30のしつけ方法

  • 「子供のために、やれることはすべてしてあげたい」

子供の幸せを願う親なら、こうした願いを共通して持つに違いありません。

親が子供のころ悩んだり苦しんだりした経験があった分、わが子に同じ苦しみを味わわせたくないと思うのは、自然です。

 

しかし、その気持ちが強すぎて、子供のために気を利かせた世話をしすぎる親がいます。

  • 「子供の部屋を親が片付ける」

  • 「子供のパジャマを着させてあげる」

  • 「子供が一生働かずに暮らしていけるだけの財産を残す」

一見すれば、気の利いた行動をしているように思えます。

 

しかし、気が利いているように思えて、実は最も気が利いていません。

子供がすべき宿題を、親が代わりにやっているからです。

子供が考えたり苦しんだり悩んだりする経験を、親が奪ってしまっている。

親が代わりにすれば、たしかに子供は楽になりますが、子供は生きる力が養われません。

生きる力を養うためには、悩み苦しみながら試行錯誤する経験が必要です。

部屋が散らかると、どうなるのか。

一度子供に経験させ、片付けの大切さに気づかせます。

整理整頓の手順を学ばせて、管理能力を鍛える機会にします。

子供のパジャマを着させてあげるのも、子供の成長には必要です。

一生懸命ボタンを留めているうちに、手先が器用になります。

子供のために、一生暮らしていけるだけの財産を残すのも、実は子供をダメにしている。

子供は金銭感覚が養われなかったり「社会に出て働く」という意味を見失ったりすることでしょう。

金銭感覚や働く意欲がなければ、親の死後、あっという間に遺産を使い果たしてしまうはずです。

子供のためにと思ってしたことは、裏目に出て、逆に子供を苦しめかねません。

本当に気が利く親は、子供に考えたり苦しんだり悩んだりする経験をわざと与える親です。

そばで見れば「面倒見が悪い」「気が利かない」と思われることもあるでしょう。

 

たしかに子供が大けがをしたり、命に関わったりすることなら、親の手助けが必要です。

 

しかし、そうした最低限の安全面さえ考慮していれば、親は子供の将来のために、試練を与えるほうがいい。

かわいいわが子だからこそ、あえて課題を与える。

あえて子供が考えたり苦しんだり悩んだりしても、ほうっておきます。

子供が一生懸命に悩みもがいたあげく、解決できないと分かったとき、親がそっと手を差し出すだけで結構です。

そうすることで、子供は考える力や生きる力を養っていきます。

本当の意味で、親がいなくなっても生きていける子へと育つのです。

まとめ

子供の「生きる力」を育てるしつけ方法 その10
  • 本当に気が利く親になるために、
    気の利かない行動をする。
幼少のころ、苦しんだり悩んだりした経験は、意外なところで役立つ。

もくじ
(子供の「生きる力」を育てる30のしつけ方法)

同じカテゴリーの作品