執筆者:水口貴博

初めて犬を飼うときの30の心構え

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定期的なブラッシングをすれば、けがや病に早く気づける。

定期的なブラッシングをすれば、けがや病に早く気づける。 | 初めて犬を飼うときの30の心構え

犬は人の肌とは違い、豊富な毛並みがあるのが特徴です。

その毛並みがあるせいで、ダニはまさに繁殖の温床になっていることがあります。

ブラッシングは、毛並みをきれいに整えるだけではありません。

ダニやノミなどを取り除いたり、血行を促進させたりなど、健康目的もあります。

犬を室内で飼っているなら、定期的なブラッシングはもはや必須といっても過言ではありません。

もう1つ、ブラッシングには重大な意味があります。

健康診断です。

足をけがしたり、腫れ物があったりなど、犬の体に直接触れて初めてわかることもあります。

体全身の毛をブラッシングしていると、体の異変に早く気づきやすくなります。

理想は「毎日」ですが、手間がかかるという人は「3日に1回」でもかまいません。

ブラッシングをする「間隔」は、飼い主の都合に合わせて結構ですが、必ず「定期的」にするように心がけましょう。

たとえ、屋外で飼っているとしても、やはり定期的なブラッシングは必要です。

室内で飼うわけではないので、汚れに対してルーズになりがちです。

しかし、屋外でもやはりダニ・ノミ・シラミが毛につく可能性はあります。

むしろ屋外だからこそ、ダニ・ノミ・シラミがつきやすく、ブラッシングも念入りに必要です。

室内であれ屋外であろうと、定期的なブラッシングで犬の健康チェックをしましょう。

初めて犬を飼うときの心構え(9)
  • 定期的なブラッシングで、健康診断をする。
犬は、のんびり気長にしつけるほうが、逆に覚えがよくなる。

初めて犬を飼うときの30の心構え

  1. 犬のしつけで一番大切なのは、やる気や根気より、まず愛情。
  2. ただリーダーになればいいわけではない。
    大切なのは「尊敬されるリーダー」になること。
  3. 犬を飼い始める事情は、重いほうがいい。
  4. ペットを育てる苦労や悩みも、大変だからこそ、温かい思い出になる。
  5. しつけは、時間をかけるほうがいい。
    時間がかかるからいい。
  6. 自転車で犬を散歩させるのは、要注意。
  7. 易しいところから始めるのが、遠回りに思え、実は最も近道になる。
  8. かわいい子犬こそ、食べるものに関しては鬼になって徹底管理する。
  9. 定期的なブラッシングをすれば、けがや病に早く気づける。
  10. 犬は、のんびり気長にしつけるほうが、逆に覚えがよくなる。
  11. ご近所さんに迷惑になっていないか、尋ねること。
  12. 意外にも、犬は雨の日の散歩を大喜びする。
  13. 大雨が降って散歩ができない。
    そんなとき、散歩の代わりにすればいいことがある。
  14. 人間が食べるお菓子は、犬のご褒美として与えないほうがいい。
  15. 犬に与えていい食べ物かどうかを、食べられるかどうかで判断しない。
  16. うっかりリードが手を離れた。
    捕まえようとしても、逃げられる。
    どうすればいい?
  17. 去勢・避妊手術はしたほうがいいの?それともしないほうがいいの?
  18. 無駄吠えをやめさせるときに、犬にかまうのはNG。
  19. 飼い主は「見る立場」から「見られる立場」になればいい。
  20. いつもペットの機嫌を取るような話し方は、やめたほうがいい。
  21. 犬のしつけの結果は「副産物」と考えるほうが、うまくいく。
  22. 「やめなさい」という一言は、奥が深い。
  23. 犬と生活していると、落ち込んでも立ち直りが早くなる。
  24. 無駄吠えの原因探しは、犬の気持ちを理解する機会になると同時に、飼い主にとって頭の体操にもなる。
  25. 犬も寂しいと、夜泣きをする。
  26. できることなら、愛犬へのしつけは子犬のときがいい。
  27. 子犬のときより成犬のほうが、しつけやすい面もある。
  28. 犬が散歩をした後に食事を与えると、肥満になりやすくなる。
  29. 犬の散歩のタイミングは、食前より食後のほうがいい。
  30. 犬をしつけていたとき、過去の自分と重なった。

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