執筆者:水口貴博

初めて犬を飼うときの30の心構え

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犬を飼い始める事情は、重いほうがいい。

犬を飼い始める事情は、重いほうがいい。 | 初めて犬を飼うときの30の心構え

犬を飼い始める動機は何でもいいですが、まれに軽い動機で飼い始める人がいます。

「ペットショップに行ったとき、たまたま目が合ったから」

「友人から譲り受けて飼い始めるようになったから」

「なんとなく癒されるかなと思ったから」

動機は何でもいいですが、あまりに軽すぎる動機は少し不安があります。

犬を飼い始めるというのは、命を授かるのと同じです。

子どもを産んで、育てるのと変わりません。

1カ月や2カ月で済む話ではなく、その犬が死ぬまで一生責任を持って、面倒を見続けてあげなければいけません。

家族がいるなら、家族全員の同意を得ることが必要です。

家族の一員として加わることになりますから、家族全員が関わることになります。

人の子を産んで育てるより、大変な面もあります。

人の子は、ある程度成長すれば、自分で食費を稼ぐ力を身につけ、いずれは自立し、親元を巣立っていきます。

そうなれば、親も子育てから解放されて自由になりますが、犬の場合、一生開放されることはありません。

犬は、いつまで経っても飼い主との関係が必要です。

面倒を一生見続ける必要があります。

犬を飼い始める前には「死ぬまで面倒を見続けられるか」という点から判断するのがポイントです。

そのくらい重い事情があるほうがいい。

「どうしても飼いたい」

「この犬のためなら何でもできる」

「この犬のために、自分にできることをしてあげたい」

できるだけ重い事情のほうが、犬も喜ぶはずです。

重い事情のほうが、犬を育てるために必要な「愛情・やる気・根気」が湧き出てきやすいのです。

初めて犬を飼うときの心構え(3)
  • ペットを飼うときには、重い事情で飼い始める。
ペットを育てる苦労や悩みも、大変だからこそ、温かい思い出になる。

初めて犬を飼うときの30の心構え

  1. 犬のしつけで一番大切なのは、やる気や根気より、まず愛情。
  2. ただリーダーになればいいわけではない。
    大切なのは「尊敬されるリーダー」になること。
  3. 犬を飼い始める事情は、重いほうがいい。
  4. ペットを育てる苦労や悩みも、大変だからこそ、温かい思い出になる。
  5. しつけは、時間をかけるほうがいい。
    時間がかかるからいい。
  6. 自転車で犬を散歩させるのは、要注意。
  7. 易しいところから始めるのが、遠回りに思え、実は最も近道になる。
  8. かわいい子犬こそ、食べるものに関しては鬼になって徹底管理する。
  9. 定期的なブラッシングをすれば、けがや病に早く気づける。
  10. 犬は、のんびり気長にしつけるほうが、逆に覚えがよくなる。
  11. ご近所さんに迷惑になっていないか、尋ねること。
  12. 意外にも、犬は雨の日の散歩を大喜びする。
  13. 大雨が降って散歩ができない。
    そんなとき、散歩の代わりにすればいいことがある。
  14. 人間が食べるお菓子は、犬のご褒美として与えないほうがいい。
  15. 犬に与えていい食べ物かどうかを、食べられるかどうかで判断しない。
  16. うっかりリードが手を離れた。
    捕まえようとしても、逃げられる。
    どうすればいい?
  17. 去勢・避妊手術はしたほうがいいの?それともしないほうがいいの?
  18. 無駄吠えをやめさせるときに、犬にかまうのはNG。
  19. 飼い主は「見る立場」から「見られる立場」になればいい。
  20. いつもペットの機嫌を取るような話し方は、やめたほうがいい。
  21. 犬のしつけの結果は「副産物」と考えるほうが、うまくいく。
  22. 「やめなさい」という一言は、奥が深い。
  23. 犬と生活していると、落ち込んでも立ち直りが早くなる。
  24. 無駄吠えの原因探しは、犬の気持ちを理解する機会になると同時に、飼い主にとって頭の体操にもなる。
  25. 犬も寂しいと、夜泣きをする。
  26. できることなら、愛犬へのしつけは子犬のときがいい。
  27. 子犬のときより成犬のほうが、しつけやすい面もある。
  28. 犬が散歩をした後に食事を与えると、肥満になりやすくなる。
  29. 犬の散歩のタイミングは、食前より食後のほうがいい。
  30. 犬をしつけていたとき、過去の自分と重なった。

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