執筆者:水口貴博

初めて犬を飼うときの30の心構え

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できることなら、愛犬へのしつけは子犬のときがいい。

できることなら、愛犬へのしつけは子犬のときがいい。 | 初めて犬を飼うときの30の心構え

一般的に愛犬へのしつけは、子犬のころほど、やりやすい傾向があります。

生後1カ月から3カ月の間は「社会化期」と言います。

もう少し幅を広げて、生後1年までを大きく「子犬」と考えればいいでしょう。

この時期は、犬の脳が柔らかく、さまざまな刺激を前向きに受け入れようとする傾向があります。

犬は警戒心が小さく、さまざまな経験も怖がらず積極的になります。

そのため、この時期に人・車・ほかの動物などと触れ合うと慣れるため、成長するにつれて性格が落ち着きやすくなります。

また、しつけも一度覚えれば、忘れにくくなるというメリットもあります。

人間の場合「3つ子の魂、百まで」という言葉がありますが、犬でも同じです。

犬も、幼いときに形成された性格は、成犬や老犬になっても変わりにくい傾向があります。

子犬のころの教育は、基本的な性格を形成する土台になります。

今飼っている犬が、まだ幼いなら、しつけをすべき絶好の時期です。

あらゆる刺激に対して門戸が開かれる今のうちに、多種多様な経験をさせてあげましょう。

若い時期ほど、多くの経験に触れさせるべきなのです。

初めて犬を飼うときの心構え(26)
  • 若い時期ほど、多くの経験に触れさせる。
子犬のときより成犬のほうが、しつけやすい面もある。

初めて犬を飼うときの30の心構え

  1. 犬のしつけで一番大切なのは、やる気や根気より、まず愛情。
  2. ただリーダーになればいいわけではない。
    大切なのは「尊敬されるリーダー」になること。
  3. 犬を飼い始める事情は、重いほうがいい。
  4. ペットを育てる苦労や悩みも、大変だからこそ、温かい思い出になる。
  5. しつけは、時間をかけるほうがいい。
    時間がかかるからいい。
  6. 自転車で犬を散歩させるのは、要注意。
  7. 易しいところから始めるのが、遠回りに思え、実は最も近道になる。
  8. かわいい子犬こそ、食べるものに関しては鬼になって徹底管理する。
  9. 定期的なブラッシングをすれば、けがや病に早く気づける。
  10. 犬は、のんびり気長にしつけるほうが、逆に覚えがよくなる。
  11. ご近所さんに迷惑になっていないか、尋ねること。
  12. 意外にも、犬は雨の日の散歩を大喜びする。
  13. 大雨が降って散歩ができない。
    そんなとき、散歩の代わりにすればいいことがある。
  14. 人間が食べるお菓子は、犬のご褒美として与えないほうがいい。
  15. 犬に与えていい食べ物かどうかを、食べられるかどうかで判断しない。
  16. うっかりリードが手を離れた。
    捕まえようとしても、逃げられる。
    どうすればいい?
  17. 去勢・避妊手術はしたほうがいいの?それともしないほうがいいの?
  18. 無駄吠えをやめさせるときに、犬にかまうのはNG。
  19. 飼い主は「見る立場」から「見られる立場」になればいい。
  20. いつもペットの機嫌を取るような話し方は、やめたほうがいい。
  21. 犬のしつけの結果は「副産物」と考えるほうが、うまくいく。
  22. 「やめなさい」という一言は、奥が深い。
  23. 犬と生活していると、落ち込んでも立ち直りが早くなる。
  24. 無駄吠えの原因探しは、犬の気持ちを理解する機会になると同時に、飼い主にとって頭の体操にもなる。
  25. 犬も寂しいと、夜泣きをする。
  26. できることなら、愛犬へのしつけは子犬のときがいい。
  27. 子犬のときより成犬のほうが、しつけやすい面もある。
  28. 犬が散歩をした後に食事を与えると、肥満になりやすくなる。
  29. 犬の散歩のタイミングは、食前より食後のほうがいい。
  30. 犬をしつけていたとき、過去の自分と重なった。

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