執筆者:水口貴博

器の大きい人になる30の方法

13

ユーモアは、楽しく、脳を活性化させる。

ユーモアは、楽しく、脳を活性化させる。 | 器の大きい人になる30の方法

私がアメリカ留学中、授業でプレゼンを目にする機会が何度もありました。

アメリカでは、何かを主張するときプレゼンが当たり前です。

中国語の授業でも、学期末テストの1つに「プレゼン」がありました。

先生やみんなの前で「今まで学んだ中国語を使って、何かを発表する」という課題が出たことがあったくらいです。

ありきたりな発言でも、プレゼンがうまければ大きな拍手がもらえます。

私もジョークで頑張りましたが、全然ダメでした。

もっと上手で、機知に富んだ発言をする人がたくさんいて、すごいなあと思いました。

気づいたのは「プレゼンがうまい人ほど、まずジョークから始まる」ということです。

必ずジョークから始まると言っても過言ではありません。

まず冗談を言って、聞いている人たちを笑わせます。

笑っているうちに、いつの間にか説明が始まっているという流れです。

ユーモアにたけている人が発表するプレゼンほど、よくできているものが多かったことが印象です。

機知に富んだユーモアを言えるくらい頭がいいですから、プレゼンの内容も深く掘り下げられていて、充実していました。

もしかしたら、笑っているから発表内容も充実しているように聞こえたのかもしれません。

ジョークには、発表内容の評価まで変えてしまう力があります。

肩の力が抜けてリラックスでき、難しい話も前向きに聞けるようになるからです。

どれだけ論文が優秀なのかではなく、どれだけ笑いを取れたかで成績順が決まっていたくらいです。

ぼけない人の共通点は「ユーモアがある」ということです。

長寿のお年寄りとお話をすると、必ず会話にユーモアがあります。

なぜユーモアのある人はぼけないのかというと、頭を使うからです。

当たり前のことを当たり前に発言するのもいいですが、普通すぎます。

「普段の発言に、いかにプラスアルファを加えるか」です。

「今日は天気がいいですね」という当たり前の発言もいいですが「今日は天気がいいから、溶けてしまいそう」というくらいでいい。

そんな程度でもいい。

滑ってもいいし、大げさな話でもいい。

聞いている人を大笑いさせようとしなくても、にっこりさせる程度の話ができればOKです。

もう少し何かひねりを入れてみましょう。

プラスアルファのユーモアが1つでも積み重なると、頭の体操になるのです。

器の大きい人になる方法(13)
  • 会話にユーモアを含めて、温かくする。
私の人生を変えてくれた中国人講師。

器の大きい人になる30の方法

器の大きい人になる30の方法
  1. 器の大きい人は、怒りを優しさで表現する。
    器の大きい人は、怒りを優しさで表現する。
  2. いらいらして言い返すと、相手と同じレベルになる。
    いらいらして言い返すと、相手と同じレベルになる。
  3. 脳が酸欠状態になると、落ち着いて考える余裕もなくなる。
    脳が酸欠状態になると、落ち着いて考える余裕もなくなる。
  4. 口にする前に深く考え、一度口にした言葉には責任を持つ癖。
    口にする前に深く考え、一度口にした言葉には責任を持つ癖。
  5. 器の大きい人は「笑顔」と「怒り」の両方を自在に操る。
    器の大きい人は「笑顔」と「怒り」の両方を自在に操る。
  6. 器の大きい人は、余裕を味わう。<br>器の小さい人は、ぎりぎりを味わう。
    器の大きい人は、余裕を味わう。
    器の小さい人は、ぎりぎりを味わう。
  7. ささいなことにとらわれすぎず、重大なことに焦点を合わせる。
    ささいなことにとらわれすぎず、重大なことに焦点を合わせる。
  8. 対応に慌てたときこそ、器の大きな理想の人物を思い浮かべる。
    対応に慌てたときこそ、器の大きな理想の人物を思い浮かべる。
  9. いらいらするはずの瞬間に笑顔になると、器の大きさを感じる。
    いらいらするはずの瞬間に笑顔になると、器の大きさを感じる。
  10. どんなに知識や知恵があっても、臨機応変がないと、うまく生きていけない。
    どんなに知識や知恵があっても、臨機応変がないと、うまく生きていけない。
  11. 器の大きい人は、どんな言葉でも一度は受け入れる。
    器の大きい人は、どんな言葉でも一度は受け入れる。
  12. つまらない冗談に笑おうとしない人こそ、つまらない人間だ。
    つまらない冗談に笑おうとしない人こそ、つまらない人間だ。
  13. ユーモアは、楽しく、脳を活性化させる。
    ユーモアは、楽しく、脳を活性化させる。
  14. 私の人生を変えてくれた中国人講師。
    私の人生を変えてくれた中国人講師。
  15. 海外旅行に行くことほど、許容範囲を広げるいい勉強はない。
    海外旅行に行くことほど、許容範囲を広げるいい勉強はない。
  16. 短所は長所として活用し、長所はさらに伸ばせば、最高の自分を発揮できる。
    短所は長所として活用し、長所はさらに伸ばせば、最高の自分を発揮できる。
  17. 痛みを味わうことで、見えてくる解決策がある。
    痛みを味わうことで、見えてくる解決策がある。
  18. 成長とは、背伸びの繰り返しだ。
    成長とは、背伸びの繰り返しだ。
  19. なぜ、大人になるにつれて、涙もろくなるのか。
    なぜ、大人になるにつれて、涙もろくなるのか。
  20. 厳しいコメントを言ってくれる友人を、大事にする。
    厳しいコメントを言ってくれる友人を、大事にする。
  21. 理解できない考え方こそ、興味や好奇心を持って歓迎する。
    理解できない考え方こそ、興味や好奇心を持って歓迎する。
  22. 器の大きい人は、インプットの限界を知っている。
    器の大きい人は、インプットの限界を知っている。
  23. 本当のボランティアは、愛がないとできない。
    本当のボランティアは、愛がないとできない。
  24. 言い訳しながら謝ると、気持ちが半減する。
    言い訳しながら謝ると、気持ちが半減する。
  25. 許せば許すほど、表情は柔らかくなる。
    許せば許すほど、表情は柔らかくなる。
  26. 失敗してもいい。<br>大切なことは前向きに行動すること。
    失敗してもいい。
    大切なことは前向きに行動すること。
  27. 器の小さい人は、人の失敗を笑いの材料にする。<br>器の大きい人は、人の失敗を反省の材料にする。
    器の小さい人は、人の失敗を笑いの材料にする。
    器の大きい人は、人の失敗を反省の材料にする。
  28. 貯金の量は、器の大きさへと変わる。
    貯金の量は、器の大きさへと変わる。
  29. 直線コースより回り道コースのほうが、人生は豊かになる。
    直線コースより回り道コースのほうが、人生は豊かになる。
  30. いらいらしているときこそ、忘れがちな作法を忘れない。
    いらいらしているときこそ、忘れがちな作法を忘れない。

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