執筆者:水口貴博

器の大きい人になる30の方法

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許せば許すほど、表情は柔らかくなる。

許せば許すほど、表情は柔らかくなる。 | 器の大きい人になる30の方法

ベテランの精神科医は、患者と話をしなくても、過去に背負っている暗い出来事が見えてくるそうです。

暗い過去を経験している人、過ちを犯した人、許せない出来事を背負っている人。

そういう人には、独特の表情・しぐさ・雰囲気などがあり、わかってしまうとのこと。

何かにとらわれている人には、何か表情やしぐさに現れます。

よく当たる占い師の「あなたの過去が見えます」という言葉は、本当です。

相談者の独特の雰囲気から、相手の過去を読み取っています。

「悩みがあるんです」という表情・しぐさ・雰囲気だけで、鮮明に過去が見えてくるそうです。

アドバイスを返します。

執着していることは、必ず表情に出ます。

過去に振り回されているということです。

あなたにはいくつ「許せないこと」がありますか。

  • 親からの厳しい体罰
  • 友人から騙された経験
  • 恋人から裏切られた体験

許せない過去があり、気持ちの整理がついていない過去があることでしょう。

しかし、あらためて考えてみましょう。

その過去に執着していて、自分に何の得があるでしょうか。

恨んでも、苦しくなるのは自分だけです。

仕返しをすれば、自分も相手と同じレベルになります。

許せないことを、そろそろ時効にしませんか。

「許さない」というのは、囚人の監視を24時間している状態と同じです。

いつも意識しているので、疲れます。

執着するだけ、醜くなるのは自分です。

意識してしまうと、自然と表情が硬くなり、不自然な表情・しぐさ・雰囲気が出てしまいます。

許せないことを意識するくらいなら、いっそのこと時効にして忘れたほうがいいです。

人生は、許せないことを許せるようになる旅です。

時効にして忘れてしまう。

ふわりと体が軽くなります。

許せば許すほど、表情は柔らかくなります。

明るい表情は、許すことでできるのです。

器の大きい人になる方法(25)
  • 許せないことは時効にして、忘れる。
失敗してもいい。
大切なことは前向きに行動すること。

器の大きい人になる30の方法

  1. 器の大きい人は、怒りを優しさで表現する。
  2. いらいらして言い返すと、相手と同じレベルになる。
  3. 脳が酸欠状態になると、落ち着いて考える余裕もなくなる。
  4. 口にする前に深く考え、一度口にした言葉には責任を持つ癖。
  5. 器の大きい人は「笑顔」と「怒り」の両方を自在に操る。
  6. 器の大きい人は、余裕を味わう。
    器の小さい人は、ぎりぎりを味わう。
  7. ささいなことにとらわれすぎず、重大なことに焦点を合わせる。
  8. 対応に慌てたときこそ、器の大きな理想の人物を思い浮かべる。
  9. いらいらするはずの瞬間に笑顔になると、器の大きさを感じる。
  10. どんなに知識や知恵があっても、臨機応変がないと、うまく生きていけない。
  11. 器の大きい人は、どんな言葉でも一度は受け入れる。
  12. つまらない冗談に笑おうとしない人こそ、つまらない人間だ。
  13. ユーモアは、楽しく、脳を活性化させる。
  14. 私の人生を変えてくれた中国人講師。
  15. 海外旅行に行くことほど、許容範囲を広げるいい勉強はない。
  16. 短所は長所として活用し、長所はさらに伸ばせば、最高の自分を発揮できる。
  17. 痛みを味わうことで、見えてくる解決策がある。
  18. 成長とは、背伸びの繰り返しだ。
  19. なぜ、大人になるにつれて、涙もろくなるのか。
  20. 厳しいコメントを言ってくれる友人を、大事にする。
  21. 理解できない考え方こそ、興味や好奇心を持って歓迎する。
  22. 器の大きい人は、インプットの限界を知っている。
  23. 本当のボランティアは、愛がないとできない。
  24. 言い訳しながら謝ると、気持ちが半減する。
  25. 許せば許すほど、表情は柔らかくなる。
  26. 失敗してもいい。
    大切なことは前向きに行動すること。
  27. 器の小さい人は、人の失敗を笑いの材料にする。
    器の大きい人は、人の失敗を反省の材料にする。
  28. 貯金の量は、器の大きさへと変わる。
  29. 直線コースより回り道コースのほうが、人生は豊かになる。
  30. いらいらしているときこそ、忘れがちな作法を忘れない。

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