公開日:2008年5月31日
執筆者:水口貴博

自分と向き合う30の方法

  • あなたが今、
    それをしている目的は、
    何ですか。
自分と向き合う30の方法

あなたが今、それをしている目的は、何ですか。

私たちは、飼いならされた状態で生きています。
いきなり大胆な言葉から始めてしまい、申し訳ございません。
しかし、事実です。

自分の内面と向き合うことは、つらい作業である。

目的は、人生のあらゆるところで必要なことです。
あらゆるところで目的を考えると聞くと、難しそうな内容に聞こえます。
しかし、やはり目的は常に考えましょう。

かっこいい職ではなく、やりたい職を選ぼう。

学生時代によく陥りがちなのは、進路の誤った選び方です。
あなたがまだ学生なら、早めにお話ししておく必要があります。
すでに社会人で定職についていれば、いま一度、自分の職について見つめ直しましょう。

私たちは、自分を生かしきるために生きている。

あなたが人生のあらゆることに意味を考え始めたとき、遅かれ早かれ、次のことにうすうす気づき始めるでしょう。
究極の一言です。
「私たちは、自分を生かしきるために生きている」

テレビ・音楽・明かりを消せば、瞑想めいそうの出来上がり。

心の整理のためには、まずインプットを遮断しなければいけません。
整理しているところで、新しい情報が次々入ってくると、できる整理もできなくなります。
インプットを遮断すれば、今、頭の中にある不安や記憶が落ち着いて、整理できます。

本当によい思い出とは、つらい過去のことをいう。

「あんなことがなければよかったのに…」
「しなければよかった…」
「過去を消したい…」

今だけに集中すれば、落ち込むことはなくなる。

ある日、1羽のハトが懸命に餌をついばんでいました。
ハトは、元気です。
「ハトはいつも元気だなあ。なぜいつも元気なのだろう。なぜ落ち込まないのだろう」

本を買う前に、目的を考えよう。

あなたが本屋へ行ったときのことです。
興味のある本を手に取り、ふと考えます。
「この本はためになる本だろうか」

他人が思うあなた。
あなたが思うあなた。
どれも本当のあなたではない。

「他人にどう思われているのだろうか」
「他人から見たあなた」というのが存在します。
また一方で「あなたが思うあなた」がいます。

私たちの本当の仕事とは、1つになること。

私たち万物の本当の姿が愛だとわかったとき、もう1つのことに気づきます。
万物は愛でできているのですから、私たちの目的も、共通のはずです。
愛の目的とは「1つになること」です。

心は外側に表れる。

私たちの心の内面は、実は一部、外側に現れます。
服装、衣装、髪型です。
外見の姿は、個人の自由によって、いかようにも変更可能です。

壮大なスケールで物事を考えるときには、マインドマップを活用する。

私はいつも、シャープペンシルとA4の紙を携帯しています。
ぱっと思いつくアイデアを、紙に書きとめるためです。
書きとめるアイデアは、箇条書きもありますが、時には、マインドマップ形式で書きとめることもあります。

とにかく自分の意思で決断する。

自分の内面と向き合うために、決断は自分ですることです。
肝心の決断を、他人に委ねても、あなたのためになりません。
自分の人生を自分の意思で決断するとき、責任が成長に変わります。

心の整理がつかない人は、余計なことを考えすぎ。

自分の内面と向き合うときには、自分の部屋をきれいに掃除しましょう。
最初の1歩です。
散らかった部屋の中で、落ち着いて考えることはできません。

心の成長が健全なら、友人が切り替わる時期が必ずやってくる。

心が成長していると、友人の種類も変わります。
経験を積んで心が成長すれば、今の友人とは、話が合わなくなります。
「私は、冷たい人間なのだろうか」と思うでしょう。

問題解決は、早ければ早いほど、片付けやすい。

「髪が伸びてきたなあ。そろそろ切りに行かないと」
気になって仕方ないことがあります。
やらなければいけない仕事があります。

敷かれたレールの上を、意味もなく進んでいませんか。

「私の人生は、これでいいのだろうか」
こう考える人は、そもそも人生も目的も明確にしていない人です。
ただ敷かれたレールの上だけを歩んできた人は、自分の人生は何のためなのかと振り返ったことがないため、あるとき、迷います。

輝く自分になるためには、心の業を取り払えばいい。

心を変えたい人がいます。
「もっと優しい自分になりたい」
「もっと愛にあふれる自分になりたい」

自分を変えるのではない。
自分のよさを引き出すのだ。

私たちは、素晴らしい心になろうと、さまざまな本を読みます。
「素晴らしい心になるためには、素晴らしい学びをインプットしなければならない」と考えているからです。
しかし、本来、愛の心は私たちに最初から宿っています。

すべての現実は、愛の表現である。

父に殴られた。
母に叱られた。
両親を恨んだ。

現実のありがたさに気づけば、肉体的痛みさえ、感じられなくなる。

あなたが道路を渡ろうとしたときです。
誰かがあなたを、歩道へ向かって強く押しました。
転んで膝を擦りむいてしまいました。

鏡は、体の外見を映す。
人間関係は、心の内面を映す。

「私はどんな人間なんだろう」
そう思って、鏡を見ます。
顔・髪型・表情を見て、自分を判断します。

命があるだけで、十二分に幸せ。

私たちには、すでに手に入れているものがあります。
生まれつき、当たり前のように手にしているものです。
家でしょうか。

余命を自覚したとき、人は懸命に生きることができる。

テレビのドキュメンタリー番組で、興味深い内容がありました。
治療困難ながんのため、余命わずかの女性が、自らの名前と顔を公開して、苦しみながらも懸命に生きる生活を公開した内容でした。
珍しいがんにかかり、専門医も少なく、治療も確立されていないとのことです。

隠したいと思うことほど、誰かの役に立つ。

隠したいと思うことがあります。
しかし、隠したいと思うことほど、ほかの人にとって大切な出来事であったりします。
「隠したい。秘密にしたい」と思うことは、誰でも1つはあります。

心の警報機の音を、無視しない。

「リリリ!」
急に、部屋の警報機が鳴り始めました。
警報機の音が何を意味しているのかわかりません。

電話は、切った後、本音が出る。

電話対応で、素晴らしい敬語を使って対応している人がいます。
電話口では「ありがとうございます。承知いたしました」ときれいな敬語をすらすら口にします。
敬意を払った丁寧な言葉遣いであり、人としても素晴らしいのかと思いきや、そうとは限りません。

あなたの楽しむ行動の裏に、気持ちをごまかすという本音はありませんか。

「音楽がないと生きていけない」
こうした愛にあふれる力強い言葉を口にする人を見かけます。
特に、プロのミュージシャンからはよく耳にする言葉ですね。

短所を埋める生き方より、長所を伸ばす生き方をする。

好きなことだけをする毎日は、心に正直になった生き方です。
自分らしく生きているからです。
チューリップの花がバラの花になろうとしてもなれないように、自分は自分にしかなれません。

「ありがとう」と言われる行動が、愛を表現する行動である。

2,500年前、釈迦しゃかは「人は心でできている」と言いました。
2,500年経った今でも、その言葉が語り継がれているということは、まさに真実だからという証拠です。
どんなに顔形に恵まれていても、大したことではありません。

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