執筆者:水口貴博

器の大きい人になる30の方法

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器の大きい人は、インプットの限界を知っている。

器の大きい人は、インプットの限界を知っている。 | 器の大きい人になる30の方法

知識のインプットは、素晴らしい効用がある一方で、限界もあります。

知識そのものが悪いわけではありません。

知識や経験は、生活を豊かにしてくれます。

しかし、気づきましょう。

「人生では学ぶことが多すぎる一方、学ぶ時間は大変限られている」ということに。

たくさんのことを知っているのは結構ですが、世の中には知らないことのほうが圧倒的に多い。

圧倒的にです。

宇宙全体から見れば、人生80年間で知り得ることは、少なすぎます。

短い人生の中で学べることには限界がある。

勉強したいことはたくさんあっても、実現できるほど長い人生はありません。

そのとき「勉強の限界」に気づきます。

勉強すればするほど「もっと知りたいのに時間が足りない」というインプットの限界を実感できます。

では、どうするのかというと、歩む道を絞ります。

歩む道を絞れば絞るほど、勉強の範囲が狭くなります。

専門範囲では、道を徹底的に究めるようにします。

専門分野に関しては、どんどん深めましょう。

専門分野を徹底的に精通です。

絞られるから、経験できる量も少なくなりそうですが、そうではありません。

深めていくことで、実は幅も広がります。

縦を伸ばすと、自然に横も広がります。

深めていく課程の中で、人生で大切なことを学べるからです。

汗や涙を経験し、喜怒哀楽を経験しています。

仕事の意味を考えたり、人間関係を勉強できたり、仕事マナーなどもあるでしょう。

それならば、限られた時間の中で最高の自分を発揮できます。

「さまざまなことや経験を豊かにしながら、専門分野だけは精通する」

この両立が、限られた時間の中で豊かになる方法なのです。

器の大きい人になる方法(22)
  • 限られた人生で豊かになるために、範囲を絞って、精通する。
本当のボランティアは、愛がないとできない。

器の大きい人になる30の方法

  1. 器の大きい人は、怒りを優しさで表現する。
  2. いらいらして言い返すと、相手と同じレベルになる。
  3. 脳が酸欠状態になると、落ち着いて考える余裕もなくなる。
  4. 口にする前に深く考え、一度口にした言葉には責任を持つ癖。
  5. 器の大きい人は「笑顔」と「怒り」の両方を自在に操る。
  6. 器の大きい人は、余裕を味わう。
    器の小さい人は、ぎりぎりを味わう。
  7. ささいなことにとらわれすぎず、重大なことに焦点を合わせる。
  8. 対応に慌てたときこそ、器の大きな理想の人物を思い浮かべる。
  9. いらいらするはずの瞬間に笑顔になると、器の大きさを感じる。
  10. どんなに知識や知恵があっても、臨機応変がないと、うまく生きていけない。
  11. 器の大きい人は、どんな言葉でも一度は受け入れる。
  12. つまらない冗談に笑おうとしない人こそ、つまらない人間だ。
  13. ユーモアは、楽しく、脳を活性化させる。
  14. 私の人生を変えてくれた中国人講師。
  15. 海外旅行に行くことほど、許容範囲を広げるいい勉強はない。
  16. 短所は長所として活用し、長所はさらに伸ばせば、最高の自分を発揮できる。
  17. 痛みを味わうことで、見えてくる解決策がある。
  18. 成長とは、背伸びの繰り返しだ。
  19. なぜ、大人になるにつれて、涙もろくなるのか。
  20. 厳しいコメントを言ってくれる友人を、大事にする。
  21. 理解できない考え方こそ、興味や好奇心を持って歓迎する。
  22. 器の大きい人は、インプットの限界を知っている。
  23. 本当のボランティアは、愛がないとできない。
  24. 言い訳しながら謝ると、気持ちが半減する。
  25. 許せば許すほど、表情は柔らかくなる。
  26. 失敗してもいい。
    大切なことは前向きに行動すること。
  27. 器の小さい人は、人の失敗を笑いの材料にする。
    器の大きい人は、人の失敗を反省の材料にする。
  28. 貯金の量は、器の大きさへと変わる。
  29. 直線コースより回り道コースのほうが、人生は豊かになる。
  30. いらいらしているときこそ、忘れがちな作法を忘れない。

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