執筆者:水口貴博

器の大きい人になる30の方法

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直線コースより回り道コースのほうが、人生は豊かになる。

直線コースより回り道コースのほうが、人生は豊かになる。 | 器の大きい人になる30の方法

器の小さい人は、人生の直線コースを選びます。

必要なことだけをする。

無駄なことはしない。

いわゆるショートカットです。

よく優等生に見られるケースです。

たしかにショートカットをすれば、目標に早くたどり着きます。

受験のような勝負では、たしかに直線コースで目標への最短距離を歩んだほうが結果は出やすくなります。

では、人生すべてが直線コースならそれでいいのかというと、そうでもありません。

無駄がなさすぎるのも悲しいです。

就職の面接で「これまで何をしてきましたか」と聞かれ「学校の勉強しかしていません」という回答では、物足りなさを感じます。

勉強は大切です。

しかし、学校の勉強しかしていないのは、最大の勉強不足です。

学校の勉強には、弱点があります。

成長には「意外」と出会うことが必要です。

人生のどこかで「計画的な無駄」を作ることです。

それは決められた直線コースではなく、回り道コースで出会います。

学校の登下校で、決められたコースばかりでは、いつも同じ光景の繰り返しです。

ちょっと寄り道をして、回り道をすることで「意外」と出会えます。

回り道のような一見すると無駄と思えるコースこそ、人生の糧になる意外なことがあります。

旅行・読書・映画・音楽・スポーツ・恋愛。

学歴にも出世にもまったく関係のない無駄な回り道を、どれだけできるかです。

そういう回り道をすることで、面白い話のネタができたり、経験が増えたりして人間性が豊かになるのです。

器の大きい人になる方法(29)
  • 回り道のコースで意外なことに出会い、人間性を豊かにする。
いらいらしているときこそ、忘れがちな作法を忘れない。

器の大きい人になる30の方法

  1. 器の大きい人は、怒りを優しさで表現する。
  2. いらいらして言い返すと、相手と同じレベルになる。
  3. 脳が酸欠状態になると、落ち着いて考える余裕もなくなる。
  4. 口にする前に深く考え、一度口にした言葉には責任を持つ癖。
  5. 器の大きい人は「笑顔」と「怒り」の両方を自在に操る。
  6. 器の大きい人は、余裕を味わう。
    器の小さい人は、ぎりぎりを味わう。
  7. ささいなことにとらわれすぎず、重大なことに焦点を合わせる。
  8. 対応に慌てたときこそ、器の大きな理想の人物を思い浮かべる。
  9. いらいらするはずの瞬間に笑顔になると、器の大きさを感じる。
  10. どんなに知識や知恵があっても、臨機応変がないと、うまく生きていけない。
  11. 器の大きい人は、どんな言葉でも一度は受け入れる。
  12. つまらない冗談に笑おうとしない人こそ、つまらない人間だ。
  13. ユーモアは、楽しく、脳を活性化させる。
  14. 私の人生を変えてくれた中国人講師。
  15. 海外旅行に行くことほど、許容範囲を広げるいい勉強はない。
  16. 短所は長所として活用し、長所はさらに伸ばせば、最高の自分を発揮できる。
  17. 痛みを味わうことで、見えてくる解決策がある。
  18. 成長とは、背伸びの繰り返しだ。
  19. なぜ、大人になるにつれて、涙もろくなるのか。
  20. 厳しいコメントを言ってくれる友人を、大事にする。
  21. 理解できない考え方こそ、興味や好奇心を持って歓迎する。
  22. 器の大きい人は、インプットの限界を知っている。
  23. 本当のボランティアは、愛がないとできない。
  24. 言い訳しながら謝ると、気持ちが半減する。
  25. 許せば許すほど、表情は柔らかくなる。
  26. 失敗してもいい。
    大切なことは前向きに行動すること。
  27. 器の小さい人は、人の失敗を笑いの材料にする。
    器の大きい人は、人の失敗を反省の材料にする。
  28. 貯金の量は、器の大きさへと変わる。
  29. 直線コースより回り道コースのほうが、人生は豊かになる。
  30. いらいらしているときこそ、忘れがちな作法を忘れない。

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