執筆者:水口貴博

尊敬される父親になる30の条件

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妻に子育てを任せている家庭は、うまくいかない。

妻に子育てを任せている家庭は、うまくいかない。 | 尊敬される父親になる30の条件

父親は、仕事ばかりしている自分は、子どもからかっこよく見られていると思っています。

しかし、子どもは、仕事ばかりしている父親を、かっこ悪いと思います。

ここで、双方のギャップが生まれます。

「子育ては妻に任せている」という父親のことを、無責任な親と思っています。

そんな父親に限って、子どもが非行に走り始めると「お前(妻)の育て方が悪いんだ」と責任を転嫁します。

本当は妻が悪いのではない。

子育てを放棄している父親に、本当の責任があるのです。

子育てをすべて妻に任せているから、妻1人に負荷がかかり、大変になります。

1人でさえ育てるのが大変な子どもが、2人も3人もいれば、妻だけでは対応できなくなるでしょう。

男は仕事さえしていればいいという父親は、実は子育てから逃げているだけです。

「男は仕事さえしていればいい。金を稼いでやっているんだ」というのではいけない。

子どもはお金ではなく、愛が欲しいからです。

愛を与えず、お金ばかりを与えている父親は、その時点で子育てを勘違いしているのです。

尊敬される父親になる条件(21)
  • 子育てすべてを妻に任せるのは、やめる。
車の運転の仕方に、父の本性が現れる。

尊敬される父親になる30の条件

  1. 教育される側になるほうが、尊敬できる父親が見える。
  2. 母のことを大切にしている父親を見て、子は育つ。
  3. 「熱心に教える姿勢」と「放任できる姿勢」は、セットである。
  4. 命令で育ててはいけない。
    アドバイスで育てること。
  5. 積極的な親からは、積極的な子が育つ。
  6. 家族旅行で、家族全体が成長する。
  7. 寡黙な父には、威厳がある。
  8. 感謝のできない父親は失格。
  9. 「優しさ」と「怒り」は、同じ愛の表現である。
  10. 父は言葉で指導しない。
    行動で指導する。
  11. 「家族のために働いている」と、言ってはいけない。
  12. 仕事で帰りが遅くなっても、家族の記念日には早く帰ること。
  13. 子育てにも「守破離」がある。
  14. 親に反抗する子どもを、喜ばないといけない。
  15. 「親離れ」だけではない。
    親も「子離れ」をしないといけない。
  16. 父が子にできることといえば、父としての手本を見せること。
  17. 子どもが遠くに離れても、目には見えない糸でつながっている。
  18. 子どもが間違っても、怒鳴らない父になる。
  19. 教育は、怒鳴ることではない。
    叱ることである。
  20. 疲れがたまった休日は、家族で温泉に出かけよう。
  21. 妻に子育てを任せている家庭は、うまくいかない。
  22. 車の運転の仕方に、父の本性が現れる。
  23. 父は、妻をけなしてはいけない。
  24. 褒めるお父さんが、尊敬される。
  25. 子育てをする親は、調教師と似ている。
  26. 褒める教育ができない理由は、自分と両親との過去にある。
  27. 尊敬される父は「頑張れ!」とは言わない。
    「楽しんで!」と応援する。
  28. 子どもに好きなことをやらせよう。
  29. 子どもから嫌われることが、父親の仕事。
  30. 子どもを手放せる親こそ、本当に愛の深い親。

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