執筆者:水口貴博

尊敬される父親になる30の条件

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家族旅行で、家族全体が成長する。

家族旅行で、家族全体が成長する。 | 尊敬される父親になる30の条件

子どもに「勉強しろ」という親は多いものです。

子どものためを思って口にするのはわかるのですが、それにしてもあからさまです。

父親は大人ですから、もう少し工夫を凝らして育てることが必要です。

ここで「ある悩み」が生まれます。

子どものことばかり考えていると、父親の楽しむ時間がなくなります。

父親ばかりが楽しむ時間だけだと、今度は子どものことを考える時間がなくなります。

偏りが生まれがちな教育に、うまい方法はないのでしょうか。

父親も楽しみ、同時に子どもも育てるうまい方法があります。

それが家族旅行なのです。

家族旅行は、旅行という言葉から簡単だと思うでしょうが、これはお互いにとって楽しみがあり、学びがあることなのです。

家族旅行を計画すると、その大変さがわかり、親が成長します。

子どもは旅行先でさまざまなことを目にして、経験が増えます。

同時に親にとっても、新しい経験は成長につながります。

それでいて、家族の絆、思い出の共有を作れます。

家族旅行は、親と子が同時に成長できる、欠かせない機会です。

家族旅行の多い家族で、家族と仲が悪い人を聞いたことがありません。

家族で一緒に旅行をすると、親は初めてのシチュエーションで臨機応変に対応する姿を見て、子は親を尊敬するようになります。

私も家族で旅行をしたときには、行ったこともないところで、現地の人とやりとりをする親を見て「すごいな」と思ったものです。

初めての人と話をするときは怖いものです。

旅行先で親がいろいろな場所へ行き、やりとりをしている姿を見て「さすが大人だ」と思うのです。

家族旅行は、尊敬される絶好の機会なのです。

尊敬される父親になる条件(6)
  • 家族旅行をする。
寡黙な父には、威厳がある。

尊敬される父親になる30の条件

  1. 教育される側になるほうが、尊敬できる父親が見える。
  2. 母のことを大切にしている父親を見て、子は育つ。
  3. 「熱心に教える姿勢」と「放任できる姿勢」は、セットである。
  4. 命令で育ててはいけない。
    アドバイスで育てること。
  5. 積極的な親からは、積極的な子が育つ。
  6. 家族旅行で、家族全体が成長する。
  7. 寡黙な父には、威厳がある。
  8. 感謝のできない父親は失格。
  9. 「優しさ」と「怒り」は、同じ愛の表現である。
  10. 父は言葉で指導しない。
    行動で指導する。
  11. 「家族のために働いている」と、言ってはいけない。
  12. 仕事で帰りが遅くなっても、家族の記念日には早く帰ること。
  13. 子育てにも「守破離」がある。
  14. 親に反抗する子どもを、喜ばないといけない。
  15. 「親離れ」だけではない。
    親も「子離れ」をしないといけない。
  16. 父が子にできることといえば、父としての手本を見せること。
  17. 子どもが遠くに離れても、目には見えない糸でつながっている。
  18. 子どもが間違っても、怒鳴らない父になる。
  19. 教育は、怒鳴ることではない。
    叱ることである。
  20. 疲れがたまった休日は、家族で温泉に出かけよう。
  21. 妻に子育てを任せている家庭は、うまくいかない。
  22. 車の運転の仕方に、父の本性が現れる。
  23. 父は、妻をけなしてはいけない。
  24. 褒めるお父さんが、尊敬される。
  25. 子育てをする親は、調教師と似ている。
  26. 褒める教育ができない理由は、自分と両親との過去にある。
  27. 尊敬される父は「頑張れ!」とは言わない。
    「楽しんで!」と応援する。
  28. 子どもに好きなことをやらせよう。
  29. 子どもから嫌われることが、父親の仕事。
  30. 子どもを手放せる親こそ、本当に愛の深い親。

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