「父親としての威厳が欲しい」
そういうお父さんのために、まずこのポイントを押さえておきましょう。
寡黙になることです。
威厳は父親として必要なことですが、まず口数を減らすことから始めましょう。
口数が減るだけで、言葉一言の重みが増して、強くなります。
威厳のない父親は、決まって口数が多い父親です。
細かいことまでぺらぺらとよく話す父親は、威厳を失っています。
たくさん話すことで、指導するときに言葉の重みがなくなってしまうからです。
子どもに、甘く見られるのです。
普段から口数の多い父親は、話す分だけ威厳がなくなると思いましょう。
普段は、あまり話さない父親になることです。
口を開くときには、本当に重要なときのみにしましょう。
父が話すときには、いつも緊張が走るようになります。
その緊張感が、父親としての威厳に変わります。
渋い俳優で知られている人は、決まって口数が少ないものです。
しかし、一方で話すときには、責任の重い言葉を放ちます。
それがより輝きとして変わっているのです。