執筆者:水口貴博

尊敬される父親になる30の条件

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仕事で帰りが遅くなっても、家族の記念日には早く帰ること。

仕事で帰りが遅くなっても、家族の記念日には早く帰ること。 | 尊敬される父親になる30の条件

私の父は、現役のころ、仕事の関係からいつも帰宅は夜遅い時間でした。

夜の9時や10時は当たり前。

時には、深夜1時や2時を回ることさえあります。

いつも帰りが遅く、仕事もそれだけハードのようでした。

そんな父でしたが、母の誕生日や家族の記念日には、夕方7時には帰ってきたものです。

家族のために、仕事を早く切り上げて、帰宅してくれていたのです。

いつも帰りが遅い父が、記念日に限って早く帰る姿を見て「家族を大切にしている」ことが子どもの私にも見てわかりました。

やはり仕事の関係から、帰宅が遅くなったりするのは仕方ありません。

しかし、誕生日くらいは早く家に帰って、一緒に祝う時間を作りましょう。

大切なことです。

いつもは帰りが遅いのに、家族の記念日に限って早く帰る父を見て、子は「仕事以上に大切なのだ」という認識が生まれます。

そういう父を、子は尊敬します。

尊敬される父親になる条件(12)
  • 家族の記念日には、早く帰宅する。
子育てにも「守破離」がある。

尊敬される父親になる30の条件

  1. 教育される側になるほうが、尊敬できる父親が見える。
  2. 母のことを大切にしている父親を見て、子は育つ。
  3. 「熱心に教える姿勢」と「放任できる姿勢」は、セットである。
  4. 命令で育ててはいけない。
    アドバイスで育てること。
  5. 積極的な親からは、積極的な子が育つ。
  6. 家族旅行で、家族全体が成長する。
  7. 寡黙な父には、威厳がある。
  8. 感謝のできない父親は失格。
  9. 「優しさ」と「怒り」は、同じ愛の表現である。
  10. 父は言葉で指導しない。
    行動で指導する。
  11. 「家族のために働いている」と、言ってはいけない。
  12. 仕事で帰りが遅くなっても、家族の記念日には早く帰ること。
  13. 子育てにも「守破離」がある。
  14. 親に反抗する子どもを、喜ばないといけない。
  15. 「親離れ」だけではない。
    親も「子離れ」をしないといけない。
  16. 父が子にできることといえば、父としての手本を見せること。
  17. 子どもが遠くに離れても、目には見えない糸でつながっている。
  18. 子どもが間違っても、怒鳴らない父になる。
  19. 教育は、怒鳴ることではない。
    叱ることである。
  20. 疲れがたまった休日は、家族で温泉に出かけよう。
  21. 妻に子育てを任せている家庭は、うまくいかない。
  22. 車の運転の仕方に、父の本性が現れる。
  23. 父は、妻をけなしてはいけない。
  24. 褒めるお父さんが、尊敬される。
  25. 子育てをする親は、調教師と似ている。
  26. 褒める教育ができない理由は、自分と両親との過去にある。
  27. 尊敬される父は「頑張れ!」とは言わない。
    「楽しんで!」と応援する。
  28. 子どもに好きなことをやらせよう。
  29. 子どもから嫌われることが、父親の仕事。
  30. 子どもを手放せる親こそ、本当に愛の深い親。

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