時に失敗をし、経済的な損失を出してしまうことがあります。
そんなときに大切な考え方は「授業料」です。
「意味の後付け」となりますが、これはこれで効果的です。
あらゆる失敗は「授業料」と思えば、自己投資をしたことになります。
たとえば、旅先でぼったくり被害に遭いました。
店先で買ったものは割高なもので、実際はもっと安く買えたことを後から知ります。
お店の人のうまいトークに乗せられました。
「お買い得」という言葉にまんまとやられてしまいました。
そんなとき、ただ悔しがるだけではお金を失うだけで終わりですが、失ったお金は授業料と考えます。
「良い勉強になった。こういう悪質なケースがあるのか。今後の人生に役立てよう」としっかり心に誓うのです。
二度と同じ目に遭うことがないよう、防犯意識を高めたり、再発防止策につなげたりします。
今後海外で何か購入するときは、あらかじめ相場を確認しておくことを意識します。
失敗で失ったお金は、授業料と思えば、自己投資をしたことになります。
衝動買いで失敗をしたとします。
その場の勢いで買ったものの、その後まったく着ることがありませんでした。
こういうときも授業料という考え方です。
衝動買いをするとろくなことにならないことを学びます。
そのうえで「今度はきちんと時間を置いてから買うようにしよう」と心を改めます。
失敗体験を日記やメモ帳など文字として書き残し、悔しい経験をいつまでも忘れないようにしておきます。
できれば失敗をゼロにしたいところですが、それは難しい話です。
人間なので、必ず失敗があります。
「失敗で失ったお金は授業料」という考え方を持てば、前向きな気持ちになります。
結果として自己投資をしたことになります。
物事は、考え方1つで、見え方が変わります。
行動力が高まって、どしどしチャレンジしていけるのです。