執筆者:水口貴博

才能を生かす30の方法

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才能を売り込むのはいいが、必要もない人に押し付けてはいけない。

才能を売り込むのはいいが、必要もない人に押し付けてはいけない。 | 才能を生かす30の方法

才能を生かす際に、欠かせない大切なことがあります。

わかっていても、これが実行できていない人が多いため、あえてここでもう一度念を押しておこうと思います。

それは「自分の才能を売り込むのはいいが、それを押し付けてはいけない」ということです。

必要としている人に自分ができることがベストタイミングで提供ができれば、結構なことです。

困っている人を助けるということにつながり、相手もこちらも嬉しいものです。

しかし、その一方で必要としていない人に、無理やり押し付ける方法はしないようにすることです。

押し付けてしまうと、よい印象より悪い印象のほうが前に出てしまい、せっかく素晴らしい才能があっても嫌われてしまうからです。

嫌われてしまっては終わりです。

営業でも「こういうものがありますがいかがですか」と言われた時「いいえ。結構です。間に合っていますから」と言い返します。

しかし、その後も「少しだけ聞いてください」としつこければ、商品にかかわらず、逃げたい気持ちになります。

洋服を見ているときも店員に「こんなお洋服はいかがですか」と頼んでもいないのに言い寄られると困ってしまい、集中できません。

私も自分の書いた文章をしつこく誰かに読んでもらうために押し付けないように気を使っています。

「読みたい」「知りたい」という人には、もちろん見せます。

しかし、中には「別にいいよ」「いらない」「興味ない」という人も大勢います。

そういう人には、私もそれ以上は話をしないようにしています。

ある日の営業マンのように、しつこいと嫌われてしまっては終わりだからです。

友人まで失っては、元も子もないのです。

才能を生かす方法(17)
  • 才能を売り込んでも、押し付けないように気をつける。
まずは無料で提供する。
どんなものかもわからないものにお金は払えない。

才能を生かす30の方法

  1. 才能は、神様からのプレゼント。
  2. どんな才能であろうと、その結果向かうところは幸せと喜びである。
  3. どんな才能も、役立てて初めて本当の価値が出てくる。
  4. 完璧になる前に、見切り発車をしてもいい。
  5. お金を稼ぐことはできる。
    しかし、お金のためにやってはいけない。
  6. 役立たないと思うことでも、世界のどこかに必要としている人がいる。
  7. 質で目立つ前に、量で目立とう。
  8. 人の役に立てるためには「誰のために」を意識すること。
  9. 才能を、自分の大好きな人と結びつける。
  10. 人に口にするかしないかは、相手によって使い分ける。
  11. 「何でもできるが中途半端な人」より「~しかできないが完璧な人」が必要とされる。
  12. 喜んでもらえると、もっと楽しくなっていく。
  13. 才能の発揮は、親への恩返しになる。
  14. レベルが高くなると、より低くなることができる。
  15. 世界を変える始まりは、いつもたった1人から。
  16. 世界に共通する点は「知恵」である。
  17. 才能を売り込むのはいいが、必要もない人に押し付けてはいけない。
  18. まずは無料で提供する。
    どんなものかもわからないものにお金は払えない。
  19. 量の後には、質を意識しよう。
  20. かっこよくなるためには、恥ずかしい経験が必要。
  21. 世界が平和になるような才能の活用法を考える。
  22. マーケティングに、のめり込みすぎるな。
  23. 才能を突き詰めていけば、最終地点は幸せへと行き着く。
  24. 「教わる立場」から「教える立場」へ。
  25. 客観的な目を持って、才能を活用できる形へと加工する。
  26. 才能を活用すべきか。
    それともまだ磨くべきか。
  27. 才能が朽ち果てる前に、タネをばらまこう。
  28. 考えの合わない人たちと一緒にいると、夢の実現もままならない。
  29. 才能には「個人の美しさ」と「団体の強さ」がある。
    どちらにも美点がある。
  30. 才能を生かし、使命を全うする。

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