執筆者:水口貴博

才能を生かす30の方法

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まずは無料で提供する。どんなものかもわからないものにお金は払えない。

まずは無料で提供する。どんなものかもわからないものにお金は払えない。 | 才能を生かす30の方法

音楽、作品、演技、公演。

自分ができることの1回目は、無料でプレゼントすることがポイントです。

見たことも聞いたこともないのに、最初からお金を出すのは、購入する側にとって不安があります。

私が中学生のころに実際にあった話です。

男友達にバンドをやっている人がいて「今度、バンドやるから見に来てよ。チケットは1,000円」と誘ってきました。

私は彼の音楽がどんなものか詳しくは知りません。

音楽のジャンルも公演の場所の地図もチケットには書かれておらず、はっきりわかりません。

しかし、友人がバンドをしていることもあり、多少の興味と義理で、そのときは1,000円のお金を払いました。

1,000円といっても中学生には、大きな金額です。

その友人はチケットが売れないと、スタジオ代が払えないようで、売ろうとする勢いがありました。

「来なくてもいいから、チケットだけでも買って」と言わんばかりです。

私以外にも教室中の何人かが誘われ、実際にチケットを買っている人がいましたが、中には買わされている人もいたようです。

無理やり買わせたりするのは、最初はよくても後から気まずくなります。

1回目は義理で買ってもらえますが、それで大したものでなければ、もう次からは買ってもらえなくなります。

最初は自腹でチケットを買い、プレゼントをする形にしておくことです。

自分でアルバイトをするなどしてお金を稼ぎ、自分でチケットを購入して、プレゼントしていきます。

最初からお金を払わせて買ってもらう方法はリスクがあります。

デパートでは、化粧品の無料お試しセットを提供しているシーンを見かけませんか。

無料であるからには、提供側がお金を負担しています。

最初からどんなものかもわからず買う人は少ないことを知っているからです。

「1回目は無料」という手法は、マーケティングとしては定番です。

才能を生かす方法(18)
  • 1回目は無料でプレゼントして使ってもらう。
量の後には、質を意識しよう。

才能を生かす30の方法

  1. 才能は、神様からのプレゼント。
  2. どんな才能であろうと、その結果向かうところは幸せと喜びである。
  3. どんな才能も、役立てて初めて本当の価値が出てくる。
  4. 完璧になる前に、見切り発車をしてもいい。
  5. お金を稼ぐことはできる。
    しかし、お金のためにやってはいけない。
  6. 役立たないと思うことでも、世界のどこかに必要としている人がいる。
  7. 質で目立つ前に、量で目立とう。
  8. 人の役に立てるためには「誰のために」を意識すること。
  9. 才能を、自分の大好きな人と結びつける。
  10. 人に口にするかしないかは、相手によって使い分ける。
  11. 「何でもできるが中途半端な人」より「~しかできないが完璧な人」が必要とされる。
  12. 喜んでもらえると、もっと楽しくなっていく。
  13. 才能の発揮は、親への恩返しになる。
  14. レベルが高くなると、より低くなることができる。
  15. 世界を変える始まりは、いつもたった1人から。
  16. 世界に共通する点は「知恵」である。
  17. 才能を売り込むのはいいが、必要もない人に押し付けてはいけない。
  18. まずは無料で提供する。
    どんなものかもわからないものにお金は払えない。
  19. 量の後には、質を意識しよう。
  20. かっこよくなるためには、恥ずかしい経験が必要。
  21. 世界が平和になるような才能の活用法を考える。
  22. マーケティングに、のめり込みすぎるな。
  23. 才能を突き詰めていけば、最終地点は幸せへと行き着く。
  24. 「教わる立場」から「教える立場」へ。
  25. 客観的な目を持って、才能を活用できる形へと加工する。
  26. 才能を活用すべきか。
    それともまだ磨くべきか。
  27. 才能が朽ち果てる前に、タネをばらまこう。
  28. 考えの合わない人たちと一緒にいると、夢の実現もままならない。
  29. 才能には「個人の美しさ」と「団体の強さ」がある。
    どちらにも美点がある。
  30. 才能を生かし、使命を全うする。

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