執筆者:水口貴博

才能を生かす30の方法

4

完璧になる前に、見切り発車をしてもいい。

完璧になる前に、見切り発車をしてもいい。 | 才能を生かす30の方法

一般に公開し、人の役に立ててもらおうと思うなら、その完成度はできれば高くありたいものです。

しかし、公開したところで、人からとげのある一言が飛んできそうでおびえてしまう気持ちもあることでしょう。

「たったこれだけ?」

「こんなもんなの?」

そんな言葉が飛んでくるのが怖くて、一般に公開する前にできるだけ完璧を目指そうとしてしまいます。

「もっともっと」と突き詰めてしまい、いつまで経っても公開できないというサイクルに陥ることがよくあるのです。

しかし、いくら完璧を目指したところで、本当の完璧はやってこないようになっています。

どんなに磨いた能力も100点ということはなく、どこかが抜け落ちているものなのです。

この抜け落ちたところは自分ではなかなか気づけず、厄介な穴になっています。

この穴を見つけるために必要なことは、ある程度まで完成すれば見切り発車でスタートしてしまうことです。

そうすると人からいろいろな意見をもらえるようになり、気づけなかった抜け落ちた部分も教えてもらえるようになります。

自分だけだと主観的になり見えないところが出てきますが、他人の意見を取り入れることで客観的になります。

見えないところが見えるようになります。

さらに100点に近づいていける結果につなげることができるのです。

むしろ見切り発車をしないことには、いつまで経っても自分の欠点を見つけることができないと考えておきましょう。

完璧になる前に公開して意見が飛んでくれば、それを踏み台にして上へと上っていくのです。

私はいつもHAPPY LIFESTYLEで公開する文章は、完璧を目指さないようにしています。

というより完璧な状態は、私1人の力では難しいため、あえて見切り発車をしています。

公開してからしばらくして「ここを直したほうがいい」「こうしたほうがいい」と修正意見や改善案が飛んでくるようになりました。

私がどれだけ完璧だと思っても主観的であるには変わりなく、間違っていることを自分で正しいと思い込んでいることがあるのです。

他人から見れば、いとも簡単に傷に気づけます。

他人から頂いた指摘を受け、さらに修正や改善をしていく繰り返しにより、だんだん完成度を上げていくことができているのです。

見切り発車をしない人は、いつまで経っても主観的に縛られてしまい、本当のレベルアップはできないのです。

才能を生かす方法(4)
  • 見切り発車をしてしまう。
お金を稼ぐことはできる。
しかし、お金のためにやってはいけない。

才能を生かす30の方法

才能を生かす30の方法
  1. 才能は、神様からのプレゼント。
    才能は、神様からのプレゼント。
  2. どんな才能であろうと、その結果向かうところは幸せと喜びである。
    どんな才能であろうと、その結果向かうところは幸せと喜びである。
  3. どんな才能も、役立てて初めて本当の価値が出てくる。
    どんな才能も、役立てて初めて本当の価値が出てくる。
  4. 完璧になる前に、見切り発車をしてもいい。
    完璧になる前に、見切り発車をしてもいい。
  5. お金を稼ぐことはできる。<br>しかし、お金のためにやってはいけない。
    お金を稼ぐことはできる。
    しかし、お金のためにやってはいけない。
  6. 役立たないと思うことでも、世界のどこかに必要としている人がいる。
    役立たないと思うことでも、世界のどこかに必要としている人がいる。
  7. 質で目立つ前に、量で目立とう。
    質で目立つ前に、量で目立とう。
  8. 人の役に立てるためには「誰のために」を意識すること。
    人の役に立てるためには「誰のために」を意識すること。
  9. 才能を、自分の大好きな人と結びつける。
    才能を、自分の大好きな人と結びつける。
  10. 人に口にするかしないかは、相手によって使い分ける。
    人に口にするかしないかは、相手によって使い分ける。
  11. 「何でもできるが中途半端な人」より「~しかできないが完璧な人」が必要とされる。
    「何でもできるが中途半端な人」より「~しかできないが完璧な人」が必要とされる。
  12. 喜んでもらえると、もっと楽しくなっていく。
    喜んでもらえると、もっと楽しくなっていく。
  13. 才能の発揮は、親への恩返しになる。
    才能の発揮は、親への恩返しになる。
  14. レベルが高くなると、より低くなることができる。
    レベルが高くなると、より低くなることができる。
  15. 世界を変える始まりは、いつもたった1人から。
    世界を変える始まりは、いつもたった1人から。
  16. 世界に共通する点は「知恵」である。
    世界に共通する点は「知恵」である。
  17. 才能を売り込むのはいいが、必要もない人に押し付けてはいけない。
    才能を売り込むのはいいが、必要もない人に押し付けてはいけない。
  18. まずは無料で提供する。<br>どんなものかもわからないものにお金は払えない。
    まずは無料で提供する。
    どんなものかもわからないものにお金は払えない。
  19. 量の後には、質を意識しよう。
    量の後には、質を意識しよう。
  20. かっこよくなるためには、恥ずかしい経験が必要。
    かっこよくなるためには、恥ずかしい経験が必要。
  21. 世界が平和になるような才能の活用法を考える。
    世界が平和になるような才能の活用法を考える。
  22. マーケティングに、のめり込みすぎるな。
    マーケティングに、のめり込みすぎるな。
  23. 才能を突き詰めていけば、最終地点は幸せへと行き着く。
    才能を突き詰めていけば、最終地点は幸せへと行き着く。
  24. 「教わる立場」から「教える立場」へ。
    「教わる立場」から「教える立場」へ。
  25. 客観的な目を持って、才能を活用できる形へと加工する。
    客観的な目を持って、才能を活用できる形へと加工する。
  26. 才能を活用すべきか。<br>それともまだ磨くべきか。
    才能を活用すべきか。
    それともまだ磨くべきか。
  27. 才能が朽ち果てる前に、タネをばらまこう。
    才能が朽ち果てる前に、タネをばらまこう。
  28. 考えの合わない人たちと一緒にいると、夢の実現もままならない。
    考えの合わない人たちと一緒にいると、夢の実現もままならない。
  29. 才能には「個人の美しさ」と「団体の強さ」がある。<br>どちらにも美点がある。
    才能には「個人の美しさ」と「団体の強さ」がある。
    どちらにも美点がある。
  30. 才能を生かし、使命を全うする。
    才能を生かし、使命を全うする。

同じカテゴリーの作品

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION