執筆者:水口貴博

才能を生かす30の方法

28

考えの合わない人たちと一緒にいると、夢の実現もままならない。

考えの合わない人たちと一緒にいると、夢の実現もままならない。 | 才能を生かす30の方法

自分がよいと思っているものが、ほかの人にとってもよいものであるとは限りません。

人にはそれぞれ趣味の違いや考え方の違いがあるため、よいという基準もばらばらです。

たとえ自分が最高の出来栄えだと思っていることでも、ある人には「なにこれ?」ということがよくあります。

そりの合わない人とは、無理をして付き合う必要もありません。

無理をして付き合っていても摩擦が生まれ、つまらないところでエネルギーを消費してしまうだけです。

考えの軸がそもそも自分とは違うなら、至る所ですれ違いが生まれ、お互いにとってよいことはありません。

できるかぎり自分と同じ考えを持った人たちを集めることで、素晴らしい協力が生まれ、物事の進行が順調に進むようになります。

小泉純一郎元首相は、郵政民営化を達成しようと、自分の考えに賛同してくれる人たちを集めました。

当初は郵政民営化に反対する人たちが多かったため、一度は国会で否決されてしまいました。

ですが実現に向けて衆議院を解散に踏み切り、再び総選挙を行うことで自分の味方となる人たちを集め直すことができました。

そして、郵政民営化を進展させることができたのです。

敵の多い人たちが周りに多いと、夢の達成は、かっこつけることはできても実現が難しいのです。

自分の夢の実現は、まず賛同してくれる仲間を周りに集めることで、より実現しやすくなります。

自分と合わない人たちと無理をして付き合っても、お互いが不快になるだけです。

才能を生かす方法(28)
  • 自分と合わない人たちとは、付き合わないようにする。
才能には「個人の美しさ」と「団体の強さ」がある。
どちらにも美点がある。

才能を生かす30の方法

  1. 才能は、神様からのプレゼント。
  2. どんな才能であろうと、その結果向かうところは幸せと喜びである。
  3. どんな才能も、役立てて初めて本当の価値が出てくる。
  4. 完璧になる前に、見切り発車をしてもいい。
  5. お金を稼ぐことはできる。
    しかし、お金のためにやってはいけない。
  6. 役立たないと思うことでも、世界のどこかに必要としている人がいる。
  7. 質で目立つ前に、量で目立とう。
  8. 人の役に立てるためには「誰のために」を意識すること。
  9. 才能を、自分の大好きな人と結びつける。
  10. 人に口にするかしないかは、相手によって使い分ける。
  11. 「何でもできるが中途半端な人」より「~しかできないが完璧な人」が必要とされる。
  12. 喜んでもらえると、もっと楽しくなっていく。
  13. 才能の発揮は、親への恩返しになる。
  14. レベルが高くなると、より低くなることができる。
  15. 世界を変える始まりは、いつもたった1人から。
  16. 世界に共通する点は「知恵」である。
  17. 才能を売り込むのはいいが、必要もない人に押し付けてはいけない。
  18. まずは無料で提供する。
    どんなものかもわからないものにお金は払えない。
  19. 量の後には、質を意識しよう。
  20. かっこよくなるためには、恥ずかしい経験が必要。
  21. 世界が平和になるような才能の活用法を考える。
  22. マーケティングに、のめり込みすぎるな。
  23. 才能を突き詰めていけば、最終地点は幸せへと行き着く。
  24. 「教わる立場」から「教える立場」へ。
  25. 客観的な目を持って、才能を活用できる形へと加工する。
  26. 才能を活用すべきか。
    それともまだ磨くべきか。
  27. 才能が朽ち果てる前に、タネをばらまこう。
  28. 考えの合わない人たちと一緒にいると、夢の実現もままならない。
  29. 才能には「個人の美しさ」と「団体の強さ」がある。
    どちらにも美点がある。
  30. 才能を生かし、使命を全うする。

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