執筆者:水口貴博

才能を生かす30の方法

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世界が平和になるような才能の活用法を考える。

世界が平和になるような才能の活用法を考える。 | 才能を生かす30の方法

アルバート・アインシュタインが発表した「特殊相対性理論」という理論があります。

原子爆弾の開発に応用された理論として有名です。

もちろんアインシュタインが望んだわけではありません。

第2次世界大戦の上官幹部たちが、特殊相対性理論を応用し、大量虐殺に利用していったのです。

のちにアインシュタインは自分が打ち出した理論が、結果として人を死に至らしめた事実に苦しみます。

広島原子爆弾投下の事実を知って来日し、平和活動を行いました。

「平和に活用されるのはいいが、それで人を傷つけることはあってはならない」

このように強く主張しています。

どのような素晴らしい才能も、使い方によっては凶器のような鋭さを発揮します。

よく切れる包丁は、凶器としても強力だということです。

自分の才能が素晴らしく秀でていることであるほど、使い方によっては人を傷つける武器にもなってしまうことです。

光が強いほど、それだけ影も濃くなるということです。

どれほど優れた才能も、使い方しだいです。

間違っても、人を傷つけることのないように十分に気をつける必要があります。

私もこうした想定はすでにしています。

HAPPY LIFESTYLEでは、恋愛に関する文章もたくさん紹介しています。

もちろん幸せな恋愛を望んで書いているわけですが、これがいつか人を傷つける結果になるのではないかと心配しています。

間違った恋愛をしていることに気づいた女性が彼氏との別れに踏み切り、彼氏から恨まれるのではないかという不安があるのです。

たくさん書けば書くほどその力が強くなり、誰かが幸せになり、一方で誰かが不幸になることが想像できるのです。

結局才能は、使い方しだいです。

善のために活用する方法もあれば、悪のために活用されてしまうこともあり、使う人の意思が大きく関わってくるのです。

物事には光と影の2面性があり、活用すべきは光の側なのです。

間違っても影側を使って、悪用してはいけないのです。

才能を生かす方法(21)
  • 才能は善のために、活用する。
マーケティングに、のめり込みすぎるな。

才能を生かす30の方法

  1. 才能は、神様からのプレゼント。
  2. どんな才能であろうと、その結果向かうところは幸せと喜びである。
  3. どんな才能も、役立てて初めて本当の価値が出てくる。
  4. 完璧になる前に、見切り発車をしてもいい。
  5. お金を稼ぐことはできる。
    しかし、お金のためにやってはいけない。
  6. 役立たないと思うことでも、世界のどこかに必要としている人がいる。
  7. 質で目立つ前に、量で目立とう。
  8. 人の役に立てるためには「誰のために」を意識すること。
  9. 才能を、自分の大好きな人と結びつける。
  10. 人に口にするかしないかは、相手によって使い分ける。
  11. 「何でもできるが中途半端な人」より「~しかできないが完璧な人」が必要とされる。
  12. 喜んでもらえると、もっと楽しくなっていく。
  13. 才能の発揮は、親への恩返しになる。
  14. レベルが高くなると、より低くなることができる。
  15. 世界を変える始まりは、いつもたった1人から。
  16. 世界に共通する点は「知恵」である。
  17. 才能を売り込むのはいいが、必要もない人に押し付けてはいけない。
  18. まずは無料で提供する。
    どんなものかもわからないものにお金は払えない。
  19. 量の後には、質を意識しよう。
  20. かっこよくなるためには、恥ずかしい経験が必要。
  21. 世界が平和になるような才能の活用法を考える。
  22. マーケティングに、のめり込みすぎるな。
  23. 才能を突き詰めていけば、最終地点は幸せへと行き着く。
  24. 「教わる立場」から「教える立場」へ。
  25. 客観的な目を持って、才能を活用できる形へと加工する。
  26. 才能を活用すべきか。
    それともまだ磨くべきか。
  27. 才能が朽ち果てる前に、タネをばらまこう。
  28. 考えの合わない人たちと一緒にいると、夢の実現もままならない。
  29. 才能には「個人の美しさ」と「団体の強さ」がある。
    どちらにも美点がある。
  30. 才能を生かし、使命を全うする。

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