執筆者:水口貴博

才能を生かす30の方法

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レベルが高くなると、より低くなることができる。

レベルが高くなると、より低くなることができる。 | 才能を生かす30の方法

自分のレベルが高くなるというのは、高くなることではありません。

より低くなることです。

より細かな「気づき」ができるようになり、レベルが上がるにつれて目線は下がり、ささいなことに気づけるようになるのです。

レベルが低い人は、高い位置から物事を大雑把にしか見ることができません。

鳥のように全体像は把握できても、その一つ一つの細かく小さなところまでは注意が行き届かない状態です。

一方でレベルの高い人は、高いところから見ることができるだけでなく、低い位置からも見ることができます。

目線が下がることで低い位置から物事を見ることができるようになるのです。

顕微鏡で例えて言えば、高い倍率で物事を観察することができるようになることを言います。

より細かく、見えなかったところが、見えてくるようになるのです。

たとえばサッカーです。

素人にはプロのサッカー選手が放つシュートは、技術やタイミングの素晴らしさがわからないので「蹴っただけ」としか映りません。

「蹴った。ゴールした」

こんな程度にしか映らず、それまでの選手たちの思考状態や裏に潜んだ練習の大変さなどが理解できません。

しかし、サッカーにたけている人は、たった1つのシュートでも大きな感動があります。

共感できる人は、難しさやタイミング、興奮や緊張状態を理解できるため、自分のことのように興奮してしまうのです。

これが、レベルが高くなることで、低い位置から見ることができるようになるということです。

高い位置からの大雑把な位置しか見られないのは、高いといってもレベルが高い状態ではなく、逆に低い状態なのです。

本当にレベルの高い人は、目線を落とし、低い位置から見ることができ、人が気づけないことにまで気づくことができるのです。

才能を生かす方法(14)
  • レベルを高めて、低く見ることができるようになる。
世界を変える始まりは、いつもたった1人から。

才能を生かす30の方法

  1. 才能は、神様からのプレゼント。
  2. どんな才能であろうと、その結果向かうところは幸せと喜びである。
  3. どんな才能も、役立てて初めて本当の価値が出てくる。
  4. 完璧になる前に、見切り発車をしてもいい。
  5. お金を稼ぐことはできる。
    しかし、お金のためにやってはいけない。
  6. 役立たないと思うことでも、世界のどこかに必要としている人がいる。
  7. 質で目立つ前に、量で目立とう。
  8. 人の役に立てるためには「誰のために」を意識すること。
  9. 才能を、自分の大好きな人と結びつける。
  10. 人に口にするかしないかは、相手によって使い分ける。
  11. 「何でもできるが中途半端な人」より「~しかできないが完璧な人」が必要とされる。
  12. 喜んでもらえると、もっと楽しくなっていく。
  13. 才能の発揮は、親への恩返しになる。
  14. レベルが高くなると、より低くなることができる。
  15. 世界を変える始まりは、いつもたった1人から。
  16. 世界に共通する点は「知恵」である。
  17. 才能を売り込むのはいいが、必要もない人に押し付けてはいけない。
  18. まずは無料で提供する。
    どんなものかもわからないものにお金は払えない。
  19. 量の後には、質を意識しよう。
  20. かっこよくなるためには、恥ずかしい経験が必要。
  21. 世界が平和になるような才能の活用法を考える。
  22. マーケティングに、のめり込みすぎるな。
  23. 才能を突き詰めていけば、最終地点は幸せへと行き着く。
  24. 「教わる立場」から「教える立場」へ。
  25. 客観的な目を持って、才能を活用できる形へと加工する。
  26. 才能を活用すべきか。
    それともまだ磨くべきか。
  27. 才能が朽ち果てる前に、タネをばらまこう。
  28. 考えの合わない人たちと一緒にいると、夢の実現もままならない。
  29. 才能には「個人の美しさ」と「団体の強さ」がある。
    どちらにも美点がある。
  30. 才能を生かし、使命を全うする。

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