執筆者:水口貴博

才能を生かす30の方法

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人の役に立てるためには「誰のために」を意識すること。

人の役に立てるためには「誰のために」を意識すること。 | 才能を生かす30の方法

私は文章を書くときには、あるポイントをいつも意識しながら書き始めています。

これを意識しないことには、うまく書き始められません。

そのポイントとは「誰のために書くのか」という意識です。

自分の好きなことをだらだらやるだけなら特別に意識する必要もありません。

しかし、誰かの役に立ててもらおうという前提で始めるとなると、当然、対象も意識しないといけません。

以前はただ書いていただけなのですが、対象を明確にしていなかったため軸がぶれ、抽象的な作品になっていました。

誰に向かって書いているのかわからない、曖昧な内容でした。

しかし、役立てるということは、対象となる人がいるはずです。

対象を想像しながら書くと、かなり具体的に書けるようになったのです。

絵を描くときにも対象が明確になっているほうが、具体的に描けます。

恋愛について書いているときには、恋愛に悩んでいる人を想像しながら書きます。

自分にも恋愛の経験があるだけに、そのときの心情や苦しみを想像すると文章が書きやすく、読みやすくなるのです。

過去に恋愛に苦しむ自分に語りかけるように書いてみると、内容が具体的になり語りかけに強みが出てきます。

抽象的な表現はもやもやしすぎてイメージが湧きづらく、読み手にとってもためになりません。

「空に雲が浮かんでいます」という表現より「空に車の形をした雲が浮かんでいます」という表現のほうが、具体的です。

これは、文章に限った話ではありません。

花を生けるとき、絵を描くとき、料理を作るときも、同じです。

まず「誰のために」を意識していれば、具体的な作品が出来上がるのです。

才能を生かす方法(8)
  • 「誰のために」を意識して、始める。
才能を、自分の大好きな人と結びつける。

才能を生かす30の方法

  1. 才能は、神様からのプレゼント。
  2. どんな才能であろうと、その結果向かうところは幸せと喜びである。
  3. どんな才能も、役立てて初めて本当の価値が出てくる。
  4. 完璧になる前に、見切り発車をしてもいい。
  5. お金を稼ぐことはできる。
    しかし、お金のためにやってはいけない。
  6. 役立たないと思うことでも、世界のどこかに必要としている人がいる。
  7. 質で目立つ前に、量で目立とう。
  8. 人の役に立てるためには「誰のために」を意識すること。
  9. 才能を、自分の大好きな人と結びつける。
  10. 人に口にするかしないかは、相手によって使い分ける。
  11. 「何でもできるが中途半端な人」より「~しかできないが完璧な人」が必要とされる。
  12. 喜んでもらえると、もっと楽しくなっていく。
  13. 才能の発揮は、親への恩返しになる。
  14. レベルが高くなると、より低くなることができる。
  15. 世界を変える始まりは、いつもたった1人から。
  16. 世界に共通する点は「知恵」である。
  17. 才能を売り込むのはいいが、必要もない人に押し付けてはいけない。
  18. まずは無料で提供する。
    どんなものかもわからないものにお金は払えない。
  19. 量の後には、質を意識しよう。
  20. かっこよくなるためには、恥ずかしい経験が必要。
  21. 世界が平和になるような才能の活用法を考える。
  22. マーケティングに、のめり込みすぎるな。
  23. 才能を突き詰めていけば、最終地点は幸せへと行き着く。
  24. 「教わる立場」から「教える立場」へ。
  25. 客観的な目を持って、才能を活用できる形へと加工する。
  26. 才能を活用すべきか。
    それともまだ磨くべきか。
  27. 才能が朽ち果てる前に、タネをばらまこう。
  28. 考えの合わない人たちと一緒にいると、夢の実現もままならない。
  29. 才能には「個人の美しさ」と「団体の強さ」がある。
    どちらにも美点がある。
  30. 才能を生かし、使命を全うする。

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