人はどうしてもかっこいいことばかりに目を向けがちです。
かっこいいほうが印象よく思われ、好印象を持たれるからです。
しかし、成功している人に共通している点は、かっこいい経験より恥ずかしい経験のほうが圧倒的に多いということです。
成功しているかっこいい人は、過去にたくさんの恥ずかしい経験をくぐり抜けてきた人です。
かっこよさは、恥ずかしい経験をして、初めて得られるものなのです。
つらい経験をして初めて物事のありがたみや大切さに気づくことと一緒です。
どこかで赤裸々な恥ずかしい経験をしておくのです。
したくもない経験を早めにしておかないと、物の本質が見極められないようになるのです。
どこまでがOKで、どこからがNGなのかを早めに知っておくと、上手に調節ができるようになり、かっこよさを演出できます。
恋愛の初心者は、していいこととしてはいけないことの区別がわかりません。
「こういうことを言ってはいけない」「このシチュエーションでこの発言はNG」というようなことがわからないのです。
経験をたくさんして、OKとNGの境界線を早めに体感しておくことが大事です。
してみないことにははっきりわからず、たいてい1回目は恥ずかしい思いをします。
気づかず相手を傷つけてしまったり、デートのマナーを間違えたりと恥ずかしい思いをしてしまいます。
しかし、それを一度でも経験しておくと、後からうまくなるのです。
これが、恥ずかしい経験によってかっこよくなれるということです。
かっこ悪いと悩んでいる人は、決まって恥ずかしい思いをした経験が足りないのです。
たいてい何も行動していない人が悩み、行動していないので怖がってばかりで、恐怖を自分の中で増幅させています。
一方で女性にモテる人の話を聞いていると、恥ずかしい失敗経験ばかりが出てきます。
喧嘩をしたとか、顔を叩かれたとか、そうしたいざこざの話がよく出てきます。
しかし、そうした経験が蓄積され「していいこと」と「してはいけないこと」の区別ができるようになります。
「女性と接するうまさ」が自然と身についているわけです。
かっこよくなるためには、恥ずかしい経験が必須なのです。