あなたは落ち込みやすい性格ですか。
落ち込んでいるときは、脱力感に苦しめられます。
魂が抜けているような感じがあって、なかなか力が入りません。
心に元気がないと、体まで動かないもの。
本当にひどい落ち込みとなると、外は明るくても真っ暗に感じるものです。
「落ち込んでいて力が出ない。元気が出ない。何もする気が起きない」
こういうとき、しておきたいことがあります。
おいしいものを食べてください。
どんなに落ち込んでいても、おいしいものを食べるくらいはできるはずです。
落ち込んでいるときこそ、おいしいものを食べましょう。
あなたが「おいしい」と思うものなら、何でもOKです。
お金は気にしません。
カロリーも気にしません。
普通の食事でもいいですが、贅沢な食事でもOKです。
もちろんケーキやチョコレートのようなジャンクフードでもかまいません。
栄養バランスも、このときだけは気にしなくてOKです。
「健康によくない」と思うかもしれませんが、落ち込んでいるときは緊急事態です。
応急処置として、まず食べることから始めましょう。
とにかくおいしいものを食べることだけを考えてください。
頭にぱっと浮かんだ大好物があるでしょう。
ファーストインプレッションで決めてOKです。
素直に食べるだけでいいのです。
おいしいものを食べると、単純に元気が出ます。
おなかだけでなく、心も満たされます。
だんだん元気が出てきて、明るい気持ちになっていき、幸福感に包まれるでしょう。
食べることは、生きていく上の基本だからです。
基本的なことが満たされることで、心のベクトルが上向きになります。
おいしいものを食べることで、落ち込みから立ち直るきっかけが得られるのです。
おいしいものを食べることも、感動の1つです。
美しい絵を見たとき「なんて素晴らしいのだろう!」と感動します。
おいしいものを食べると「なんておいしいのだろう!」と感動できます。
おいしいものを食べるだけで感動できるのですから、これほど簡単なことはありません。
美術館に行って芸術を堪能するように、落ち込んだときは、レストランに行って美食を堪能しましょう。
お金がかかってもいいのです。
こういうときこそお金を使うべきタイミングです。
お金を失っても、また稼げばいいだけのことです。
おいしいものを食べて、心を奪われるひとときに酔いしれてください。
原始的な方法ですが、だからこそ効果があります。
食べることは命の源であり、生物としての基本です。
やる気も元気もなくて無気力のときでも、おいしいものを食べるくらいならできるはずです。
落ち込んでいるときは、おいしいものを食べましょう。
レストランで贅沢な料理を堪能するのもよし。
「レストランでおいしいものを食べる」と思えば、外出するきっかけにもなります。
おいしいものを食べるだけですから、こんなおいしい方法はありません。
あなたが今すべきことは、おいしいものを食べることなのです。