執筆者:水口貴博

日々の感動を増やす30の方法

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日記をつけるだけで、日々の感動が増える。

日記をつけるだけで、日々の感動が増える。 | 日々の感動を増やす30の方法

日々の感動を増やすためには、日記が役立ちます。

「どうして日記なのだろう?」と不思議に思うかもしれませんが、大いに有効な手段です。

ポイントは「気づきの力が高まること」にあります。

日記をつけ始めると、自然と日常を見る目が鋭くなります。

「何か面白いことはないかな」

「何か新しいことはないかな」

「何か変わったことはないかな」

無意識にネタを探すようになり、鋭い着眼点が生まれます。

感性が研ぎ澄まされることで、気づきの力がぐいっと高まる。

普段ならスルーしてしまうことも、日記の習慣があると「おや?!」と気づくようになります。

結果として、感動を増やすことができるのです。

普段と変わらない日常でも、日記を書くだけで日常が華やかに見えてくるから不思議です。

日記の形式は完全自由

日記をつけるだけですから簡単ですね。

日記の形式は完全自由です。

きちんとした日記でも、シンプルな日記でも十分です。

あらためて日記帳を買ってもいいですが、普通のノートを日記にしてもかまいません。

小さなメモ帳を日記代わりにしてもOKです。

日記の形式は問いません。

アナログ形式でもデジタル形式でもかまいません。

紙の日記帳が苦手なら、スマホやパソコンを使って日記をつけるのでもOKです。

大切なことは「日々の出来事を記録する習慣」です。

日記をつける習慣があると、毎日思い出す作業をすることになり、頭の体操にもなります。

「日記は苦手」という人がいますが、そういう人は「たくさん書かなければいけない」と思っています。

それは誤解です。

日記はたくさん書く必要はありません。

どうしても日記に抵抗があるなら「3行日記」はいかがでしょうか。

3行だけなら1分で書けるでしょう。

たった3行でもまとまった文章ですから、立派な日記です。

たくさん書きたいときはたくさん書いて、それ以外は3行で済ませるというハイブリッド形式でもOKです。

日記は、日々の感動を増やすツール

日記とは、ただ出来事を書くものではありません。

日記は、日々の感動を増やすツールです。

後から感動がやってくることもあります。

昔の日記を読み返したとき「そういえばこんな出来事があったね」と思い出します。

そのときは何も思わなくても、後から思い出したときに大切な気づきが得られ、しみじみ感動することがあります。

時間を置くと、客観的な視点で冷静に見ることができるようになるためです。

日記を通して過去を再認識することで、新しい発見が生まれます。

記憶は消えますが、記録は消えません。

具体的に文字として記録していると、スムーズに思い出せ、それだけ感動も増えるのです。

日々の感動を増やす方法(5)
  • 日記をつける。
何かに感動したら「思い出ができた」と呼んでいい。

日々の感動を増やす30の方法

  1. 「心の運動不足」になっていませんか。
  2. 感動の音は、すぐそこにある。
    耳を澄まして心で聴くだけでいい。
  3. 大人になると感動が減る、本当の理由。
  4. 感動したいなら、学問するのが手っ取り早い。
    目からうろこが落ちる機会を作ろう。
  5. 日記をつけるだけで、日々の感動が増える。
  6. 何かに感動したら「思い出ができた」と呼んでいい。
  7. あなたが歩く足音も、音楽。
  8. 何か変化を持たせたいと思ったときのキーワード。
    「いつもの逆」。
  9. 自分が感じたことは、常に正しい。
    人の感じ方に合わせる必要はない。
  10. 1カ月に1冊でいい。
    普段絶対買わない本を買って読んでみよう。
  11. スキーもスノーボードも、雪の季節しか楽しめない。
    もたもたしていると、遊ぶタイミングを逃してしまう。
  12. 驚くことは感動することだ。
    感動を増やしたいなら、驚く機会を増やせばいい。
  13. 感動を増やすには、初めてのことに挑戦すればいい。
  14. 線引き・書き込みのある中古本には、新品にはない面白さがある。
  15. 過去は楽観するのが大切。
    未来も楽観するのが大切。
    現在も楽観するのが大切。
  16. どんなに落ち込んでいても、おいしいものを食べるくらいはできるはずだ。
  17. 意地を張って驚くのを拒むと、感動できない。
    素直に驚くと、人生で多くの感動を楽しめる。
  18. 水たまりは、自然が生み出したアスレチック。
    いらいらするものではなく、ゲーム感覚で楽しむもの。
  19. 視点が変われば、景色が変わる。
    1つの対象から無限の景色を見いだす。
  20. 日記のネタ作りのために行動するのも悪くない。
  21. 面白い景色を楽しめる穴場は「歩道橋」にある。
  22. 思いどおりにいかないことがあるから、人生は楽しい。
  23. 「素晴らしい」という一言は、感謝と感動を引き出す言葉。
  24. 遠くの土地に行くだけが旅ではない。
    近所を巡ることも素晴らしい旅。
  25. 食べ物の好き嫌いの矛盾に気づく。
  26. 天体望遠鏡がなくてもいい。
    普通の双眼鏡でも、月の天体観察を楽しめる。
  27. 興味の火は、ずっと燃え続けるとは限らない。
    何事も興味があるうちに行動するのが吉。
  28. 友人宅に初訪問したら、いいところを見つけて褒めよう。
  29. 「前から思っていたんだけど」と前置きしてから褒めれば、感動が倍増する。
  30. 太陽が昇る瞬間、沈む瞬間に、感動がある。

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