私たちはあるとき「感動に包まれる瞬間」があります。
どれも日常的なことですね。
思っていたとおりの感動もあれば、思いもよらない感動もあるでしょう。
意外なタイミングで感動することもあるはずです。
感動の瞬間、心が震えたり鳥肌が立ったりするでしょう。
時には涙を流して感動することもあるかもしれません。
さて、感動に包まれる瞬間があったとき、気づいてほしいことがあります。
何かに感動したら「思い出ができた」と喜んでください。
一つ一つの感動は、一つ一つが思い出だからです。
何気なく感動しただけと思うかもしれませんが、実際はそれ以上です。
ただ感動したのではありません。
感動した瞬間、思い出ができたのです。
感動が強ければ強いほど脳に深く刻み込まれ、記憶としてしっかり残ります。
しかも美しくて素晴らしい記憶として残ります。
感動した瞬間は驚きや喜びで興奮して胸がいっぱいですが、しばらくして落ち着けば「素晴らしい時間だった」と気づきます。
すなわち、思い出ができたのです。
感動とは「心が感じて動くこと」をいいます。
心が感じて動くことがあれば、れっきとした感動です。
もしあなたが感動しやすい人ならラッキーです。
人生を豊かにしたいなら、感動しやすいほうがいい。
なかなか感動しない人ではなく、よく感動する人になりましょう。
ちょっとしたことでも、きちんと感動してください。
「こんなことで感動してたまるか」と思うのはよくありません。
意地を張って感動を拒んでいると、それだけ思い出の数も減ってしまいます。
刺激をブロックすることになり、頭も固くなってしまいます。
ちょっとしたことで感動する性格になることです。
目指すは「感動屋」です。
感動屋は人生で得をします。
感動するたびに思い出ができます。
「なんて素晴らしいのだろう」と感動できれば、素晴らしい思い出ができたのと同じことです。
感動屋は、思い出作りの天才なのです。