平凡な日常から、感謝と感動を引き出す言葉があります。
「素晴らしい」という一言です。
どんなに平凡なことでも「素晴らしい」という一言を使えば、感じ方がポジティブに変わり、感謝と感動を引き出せます。
たとえば、青空を見たとき「素晴らしい」と思ってみましょう。
いいかげんな気持ちで「素晴らしい」と思うのではなく、心から本気で「素晴らしい」と思うのがコツです。
見慣れた光景かもしれませんが、立派で壮大と認めることで感じ方が変わります。
普通に感じていた青空が、素晴らしく感じるようになるでしょう。
素晴らしい天候に感謝でき、美しい青空に感動もできるでしょう。
青という一色で、人はこんなにも感動できるのです。
雨の日の天気でも「素晴らしい」と思ってみてください。
じめじめしていて、外を歩きにくいことでしょう。
喜びにくい天気かもしれませんが、考え方次第です。
天の恵みであり、ありがたいことです。
雨とはいえ、地球の営みであり、地球が生きている証拠です。
素晴らしい自然の風景でもあります。
「素晴らしい」と思うことでポジティブな点に注意が向くので、素晴らしく感じられるようになります。
毎日普通に食べている食事も「素晴らしい」と思ってみましょう。
食事ができるから元気が出る。
栄養を取るから調子も出る。
おいしいものを食べるからパワーが出る。
生きていけるのも食事のおかげです。
肉類なら「命をいただいている」と感謝しながら食べることです。
いっそう味わいが深く感じられるようになり、心が揺さぶられるでしょう。
毎日普通に食べていた食事でも、特別な食事に感じてくるようになります。
平凡な日常にも「素晴らしい」と思ってみましょう。
平凡な1日でも「素晴らしい」と思えば、ありがたく思えるようになって、感動できます。
事故も病気もありませんでした。
仕事で大きなトラブルもありませんでした。
友人も家族も無事です。
大きな問題がなく無事に1日を過ごせたことは、ありがたいことです。
平凡な1日だったかもしれませんが、素晴らしいと思うことで、本当に素晴らしく思えてきます。
「素晴らしい」という言葉に回数制限はありません。
10回でも100回でも使えます。
何でもいいので、とにかく「素晴らしい」と思ってみましょう。
練習もお金も必要なく、今すぐ使えます。
使うたびに平凡なことが特別なことへと感じ方が変わり、感謝と感動を引き出せます。
特にあなたが「平凡」と思っていることほど、使う価値があります。
日常には素晴らしいことがあふれていると気づけるはずです。
感謝・感動の少ない人生より、感謝・感動の多い人生のほうが豊かです。
たったこれだけで、あなたの幸福度が上がるのです。