執筆者:水口貴博

食べることを楽しむ30の方法

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おいしいものを食べた人が幸せになるのではない。おいしく味わった人が幸せになる。

おいしいものを食べた人が幸せになるのではない。おいしく味わった人が幸せになる。 | 食べることを楽しむ30の方法

食の幸せを感じるのは、どんなときでしょうか。

まず思い浮かぶのは「おいしいものを食べている場面」ではないでしょうか。

おいしい料理、話題の人気スイーツ、高級レストランのフルコース。

どれもおいしいと呼べる代表でしょう。

おいしいものを食べると、口の中においしい味が広がります。

心の中で音符が躍って、ハッピーな気持ちになります。

空腹感を満たせ、ハイパフォーマンスを発揮できるでしょう。

しかし、おいしいものを食べたからといって幸せになれるとは限りません。

ここが要注意ポイントです。

おいしいものを食べたとしても「ながら食い」では台無しです。

集中力が低下して、おいしい味も半減します。

「早食い」の場合もNGです。

いくらおいしいものであっても、飲み込むような食べ方になるときちんと味わうことができず、せっかくの味も帳消しです。

おいしいものを食べたとしても「感謝の気持ち」がなければ、意味がありません。

食べ物に対する感謝がなければ、おいしい食べ物も無味乾燥に感じるでしょう。

私たちの多くのが落ちる落とし穴です。

では、食で幸せになるにはどうすればいいか。

おいしいものを食べることではありません。

「おいしく味わうこと」なのです。

大切なことは「おいしく味わう」ということ

おいしく味わうことに集中してください。

「何を食べるか」より「いかに味わうか」です。

量は少なくても、ゆっくり食べれば、味をしっかり引き出せます。

普通の食べ物でも、よく噛んで味わえば、素晴らしいおいしさを感じます。

シンプルな食べ物でも、感謝の気持ちがあれば、贅沢ぜいたくに感じます。

たとえ食べ慣れたものでもいいのです。

「食事ができてありがたい」「食事を作ってくれてありがとう」と感謝の気持ちがあれば、十分な満足感が得られます。

おいしく味わうことさえできれば「味の感動」が得られます。

心はハッピーになり、幸せになります。

「何を食べるか」より「いかに味わうか」

結局のところ、何を食べてもいいのです。

おいしく味わえば味わうほどいい。

おいしく味わったほうが食の満足度が高まって、心が豊かになります。

今後食事の際は、何でもおいしく味わうことに集中してください。

「何を食べるか」より「いかに味わうか」です。

食べる対象より、おいしく味わうことに力を入れましょう。

よく噛んだり感謝の気持ちを持ったり「おいしい」と思いながら食べたりすればできます。

食べ物から味を引き出すようなイメージです。

おいしいものを食べた人が幸せになるのではありません。

おいしく味わった人が幸せになるのです。

食べることを楽しむ方法(2)
  • おいしいものを食べること以上に、おいしく味わうことを大切にする。
忙しくて外食できないときは、生活の中に組み込めばいい。

食べることを楽しむ30の方法

  1. 食欲が湧いたから食べるのではない。
    食べるから食欲が湧く。
  2. おいしいものを食べた人が幸せになるのではない。
    おいしく味わった人が幸せになる。
  3. 忙しくて外食できないときは、生活の中に組み込めばいい。
  4. 食べたいものから食べよう。
    後回しにしていると、ろくなことにならない。
  5. なぜ「おいしそう」と思うだけで、おいしく感じやすくなるのか。
  6. 高級なものが贅沢な食事とは限らない。
    贅沢は「値段」ではなく「満足感」で決まる。
  7. 料理の写真を撮る人は多くても、食べている写真を撮る人は少ない。
  8. 食事をいただくときは、まず外観を楽しもう。
  9. たくさん食を楽しみたいなら、たくさん体を動かすこと。
  10. 「ご飯少なめ」は恥ずかしいことなのか。
  11. 小食にコンプレックスを持つ必要はない。
  12. 歯を大切にしてしすぎることはない。
    おいしく食事を楽しめるのは、健康な歯があってこそ。
  13. 甘いものに興味がないふりをしないでください。
  14. なぜたくさん食べても太らない人がいるのか。
  15. 「味音痴」と思ったら、濃い味付けをやめてみる。
  16. お箸の正しい持ち方ができていますか。
  17. 組み合わせの数だけ、食の楽しみもある。
  18. あなたは食のレポーター。
    コメントしながら食べてみよう。
  19. 食事中のときくらい、カロリーのことは忘れてください。
  20. 食事を取らないことが、ミスを増やす原因。
    きちんと食事を取るだけで、ミスが大幅に減る。
  21. 食事中にため息をつくのは、マナー違反。
  22. 飲食店や高級レストランに詳しくないからといって、焦る必要はない。
  23. うっかりまずいものを口にしたとき、飲み込むか吐き出すか。
    それが問題だ。
  24. 便秘になっていると、スムーズに食を楽しめない。
  25. 食べることで、楽しめるようになる。
  26. 苦手な食べ物も、本気でおいしいと思い込んで食べてみよう。
    奇跡が起こるかもしれない。
  27. デスクで食事を取る際、ちょっと華やかな雰囲気を演出する工夫とは。
  28. 食後の余韻を長持ちさせるコツは「思い出すこと」にある。
  29. その食べ物は、あなたに食べてもらうのを待っている。
    だからあなたは、それを食べる。
  30. 私たちは「空腹感との出会いと別れ」を繰り返している。

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