自分が理解されなかったときどうするか。
ここは大切な場面です。
あるとき、自分の意見や考え方が理解されなくて、もやもやすることがあります。
「それは変だよ」
「理解できない」
「何を言っているか意味がわからない」
相手になかなか理解してもらえません。
理解してもらえなければ、もやもやした気持ちになる人が多いでしょう。
自分の考えを理解されなかっただけですが、自分を否定されたような印象を受けます。
中には、くよくよするだけでなく、怒りや憎しみを感じて嫌な気分になることもあるかもしれません。
しかし「理解されなかった」と落ち込む必要はありません。
世の中にはいろいろな人がいますから、それはそれで仕方ありません。
あなたの意見や考え方を理解できない人もいて普通です。
その人は、まだ理解の範囲が狭いのかもしれません。
別の価値観があったり、特別なこだわりがあったりするのかもしれません。
自分の考えが受け入れられないこともあって当然のこと。
そのため「理解されなかった」と、くよくよ落ち込む必要もないのです。
では、こういうときはどう対処するのがいいか。
簡単です。
「理解できない相手だった」とさらりと流しましょう。
「そうか。まだ理解できないか。それなら仕方ない」と考えます。
理解されない人がいたとき、くよくよしたり深く受け止めたりする必要はありません。
「そういう人だった」とさらりと考えるだけでいいのです。
落ち込むと元気がなくなりますが、さらりと流せば、元気なままでいられます。
さらりと受け流す力も、生きる力の1つです。
少し自己都合にも思えますが、くよくよ落ち込むくらいなら、さらっと流したほうがまだ健全です。
その代わり、相手を恨んだり憎んだりしないのがマナーです。
批判も反論もしません。
もちろん仕返しもしません。
相手も悪気があったわけではなく、ただ理解できなかっただけのこと。
自分の考えを拒まれたり見下されたりするかもしれませんが、感情的になるのは控えます。
たとえ厳しい言葉で反発されたとしても、冷静を保ちましょう。
細かいことにかっかせず、穏やかに考えましょう。
理解されなくても、にこにこしながら「そうですか」とうなずくだけです。
感情的にならずに済むことで、心の安定を保てます。