内気な性格の改善には「大変なこと」がポイントです。
大変なことを避けるのではありません。
あえて大変なことを選ぶのです。
「大変なことを選んだら、ますます内気な性格がエスカレートするのではないか」
そう思うかもしれませんが「あえて」という点が重要です。
誰かに強制されるのではなく、あくまで自分の意志で大変なことを選びましょう。
もちろん大変とはいえ、極端に難しいことを選ぶのはよくありません。
実力をはるかに超えた仕事は、失敗しに行くようなもの。
挫折や失敗経験を増やして、自信喪失をもたらすことになるでしょう。
また、そもそも実現不可能なことを選ぶのもよくありません。
実現不可能は、どうやっても実現不可能。
最初から不可能なことなら、うまくいかないのが目に見えています。
しかし「大変」という程度なら、むしろ積極的に選んでいきたい。
あえて大変なことを選ぶと、心の持ちようが変わります。
大変だとわかっているので、最初から覚悟を決めることができます。
実際に大変なことがあっても動じません。
「さあ、来たぞ!」と、ストレスを受け止めやすくなります。
最初から覚悟が決まって心の準備が整っているため、困難があっても逃げなくなります。
厳しい状況になっても「さあ、ここからが本番だ!」というポジティブな考え方になり、踏ん張りやすくなる。
結果として、大変なことを乗り越えやすくなるのです。
内気な性格を改善するなら、あえて大変なことを選びましょう。
自分の限界を超えないよう「頑張れば何とかできそう」という程度を目安にするのがいいでしょう。
もちろんストレスはありますが、意味のあるストレスです。
内気な性格を改善するための薬のようなものと考えてください。
楽なことばかり選んでいては、メンタルが鍛えられず、内気な性格を改善できません。
自分の意志で大変なことを選ぶから、ストレスを乗り越えやすくなり、メンタルが鍛えられ、内気な性格が改善されます。
複数の選択肢に迷う場面があれば、自分の意志で、あえて大変なことを選んでみましょう。
恐怖があるなら、目をつぶって、飛び込んでいけばいい。
恥ずかしいなら、恥ずかしさを感じる前に取りかかればいい。
「自分を変えるチャンス」と前向きに考えたら、勢いのまま、前に踏み出しましょう。
そのガッツと勇気があれば、内気な性格の改善につながります。
あえて大変なことを選んだほうが、内気な性格が改善しやすいのです。