仕事に内気な性格を持ち込んでいませんか。
もちろん人間ですから、好き嫌いはあるでしょう。
人前で行う仕事なら、緊張や恥ずかしさを感じることは、普通の感覚です。
相性に合わない仕事なら「面倒くさい」「やりたくない」と思うこともあるでしょう。
時には「逃げ出したい」と思ってしまう仕事もあるはずです。
しかし、仕事に内気な性格を持ち込むと、業務に支障を来します。
内気な性格の人は、気が弱く控えめです。
そのため、仕事でも内気な性格を持ち込んで、仕事を妨げることがあります。
営業をするとき「勇気が出ない」とおじけづいて、もじもじする。
上司に報告があるとき「怒られたらどうしよう」と怖くなって後回しにする。
会議で発表しなければいけないとき「恥ずかしい」と不安になって発言を控える。
「内気な性格だから」という理由で仕事を嫌がっては、さまざまな場面で支障を来し、職場に迷惑をかけてしまいます。
信頼を失い、トラブルを招き、評価が落ちる。
会社から「使えない人」とレッテルを貼られるのは時間の問題です。
最悪の場合、解雇対象になる可能性もゼロではありません。
仕事は仕事です。
内気な性格で苦労もあるかもしれませんが、時には自分の性格を無視して動くことも必要です。
特に仕事に関しては、金銭や責任が伴っているため、個人的な感情や性格にかかわらず、淡々とこなすことが大切です。
いくら内気な性格とはいえ、やらなければいけない仕事は、きちんと責任を持って行う必要があります。
内気な性格を無視するテクニックを身につけてください。
「テクニック」と言うと大げさに聞こえますが、心をコントロールして感情を無視するだけのこと。
心を「無」にすることも、時には必要です。
感情を振り切る言葉を言い聞かせましょう。
「これは仕事だ。内気な性格を持ち込んではいけない」と。
性格をなくすわけではありません。
一時的に自分の性格を忘れるだけです。
感情を無視することで、淡々と仕事をこなせるでしょう。
ロボットのようになりますが、時にはロボットのように性格を忘れて動くことも必要です。
恥ずかしい仕事でも勇気のいる仕事でも、内気な性格を無視できるようになると、着手しやすくなります。
内気な性格を無視して淡々と仕事をこなすことが、結果として内気な性格の改善にもなります。
仕事に内気な性格を持ち込まないことが大切なのです。