内気を改善したいとき、私たちは心の中でこう思うでしょう。
「内気を改善したい」と。
何の変哲もない、ストレートな一言です。
内気を改善したいのですから、別に悪い言葉ではありません。
恥ずかしがらず、潔く言い切った一言には、本気が感じられます。
しかし、ここに注意ポイントがあります。
思いや願いは「言葉」の使い方が大切です。
言葉には「言霊」と言われるように、神秘的な力が宿っています。
思いや願いにネガティブなキーワードが含まれていると、前向きなエネルギーを妨げる可能性があります。
「内気を改善したい」という言葉の中には「内気」というキーワードが含まれています。
ネガティブなキーワードを考えることは、ネガティブなイメージを思い浮かべることと同じです。
「内気を改善したい」と思っていると、注意が「内気」に向くため、スムーズな改善の妨げになることがあるのです。
悪い言葉ではありませんが、いい言葉でもありません。
すっきりしない余韻が残ります。
「内気を改善したい」という考え方には注意したいのです。
では、どう考えるのが適切なのか。
「明るく積極的になりたい」と考えましょう。
内気の反対の言葉で考えることが大切です。
「明るい」「積極的」という言葉は、ポジティブなキーワードです。
ポジティブなキーワードを考えることは、ポジティブなイメージを思い浮かべることと同じです。
「明るく積極的になりたい」と考えるたびに、その様子を頭の中でイメージすることになります。
思いや願いにポジティブなキーワードを含めることで、実現力が高まります。
そのほか「社交的になりたい」「外交的になりたい」「活発な性格になりたい」といった言葉も有効です。
たかが言葉とはいえ、軽視してはいけません。
言葉は、心だけでなく、性格にも影響する力があります。
思いや願いは、ポジティブなキーワードを使うのが鉄則です。