あなたは頭が固いですか。
それとも柔らかいですか。
「頭は固くない」
「頭が固いと感じたこともない」
「頭はまだまだ十分柔らかいはずだ」
そう思っている人も多いのではないでしょうか。
頭の固さは、健康診断の結果とは違い、明確な数値で表せるものではありません。
実生活に不便が生じていなければ、自覚するのも難しい。
「自分は大丈夫」と思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、実際にはわかりません。
頭が固くなる現象は、長い歳月をかけてゆっくり進行していく特徴があります。
そのため、自分では自覚しづらく、見過ごしていることが多い。
自分では「問題ない」と思っていても、実際はすでに頭が固くなっている可能性があるのです。
ここで、ぜひ確認してもらいたいことがあります。
「頭の固さを確かめる、12のチェックポイント」です。
自分の様子を振り返りながら、次の項目を見ていくと、自分の頭の固さを確認できます。
3つ以上当てはまることがあれば、イエローカードです。
すでに頭が固くなっている可能性があります。
自分は頭が固くなっていないと思っている人の頭を柔らかくするのは難しいでしょう。
本人に自覚がなければ、努力のしようがありません。
我の強い人やプライドの高い人は、なかなか認めたがろうとしません。
そのため、頭を柔らかくしたいなら、まず頭が固くなっている自分に気づくことが大切です。
まず気づくことから始めましょう。
冷静かつ客観的に自分の状態を知ることが大事です。
「だんだん頭が固くなりつつある」
「最近、頑固になってきているかもしれない」
「そろそろ偏った考えが目立ってきているかな」
ぼんやりとした自覚だけでかまいません。
実際に頭が柔らかくできるかどうかは今後の努力次第ですが、まず自覚することが大切です。
頭が固くなっている自分に気づいたら、さっそく今日から改善に取り組みましょう。
頭が固くなっているのは、特別なことではなく、普通にあること。
すでにかなり頭が固くなっていたとしても、改善してくことが可能です。
頭が固くなっている自分に気づくことが、頭を柔らかくする最初の1歩。
本当の本番は、これからです。