あなたの言葉遣いを振り返ってみてください。
「疲れた」
「最低だね、最悪だね」
「最近、何も面白いことがない」
「この人が嫌い、あの人が嫌い」
「これをしたくない、あれもしたくない」
「仕事が嫌い、生活が苦しい、人生がつまらない」
「あの人と○○するのが嫌」
こうしたネガティブな発言に心当たりがあれば、要注意です。
純粋な人になりたいなら、愚痴や悪口には要注意です。
心の中で思うのはいいですが、言葉に出して言うのは控えたほうがいいでしょう。
ぶつぶつ愚痴や悪口を言う姿は、純粋な人にふさわしくありません。
愚痴や悪口を言っていると、心の中がかき乱され、ますます気分が悪くなります。
愚痴や悪口を言っていると、ますます気力が低下して、元気がなくなります。
愚痴や悪口を言うときの表情は、必ず醜くなっています。
眉間にしわが寄り、口角が垂れ下がり、輪郭が崩れます。
愚痴や悪口を言うときの自分を、鏡で見てみるといいでしょう。
ゆがんだ表情をしていることに気づき、自分でも驚くはずです。
愚痴や悪口を言っていると、老けるのも早くなります。
悪口を言われた人の気持ちになってみてください。
陰でこそこそ自分の悪口を言われて嬉しい人はいないでしょう。
どれだけ素直であろうと、どれだけ笑顔が魅力的であろうと、愚痴や悪口を言う習慣があれば台無し。
愚痴や悪口を言う人に、純粋な人はいないのです。
純粋な人になるなら、愚痴や悪口に注意しましょう。
言いたくなっても、喉のところでぐっと我慢しましょう。
どうしても愚痴や悪口を言いたいなら「意見」として申し伝えましょう。
たとえば、レストランのサービスに不満があるなら、給仕に直接伝えるか、アンケート用紙で間接的に伝えるといいでしょう。
「クレーム」といえば悪い印象を持つかもしれませんが、客観的な意見は、サービス業にとって品質改善のヒントになります。
丁寧な言葉遣いで意見を伝えれば、好意が伝わって、それだけ改善も早くなるでしょう。
友人の悪口を言うなら、陰でこそこそ言うのではなく、直接本人に言えばいいのです。
直接本人に言えば、愚痴でも悪口でもなく、話し合いになります。
「乱暴で感情的な話し方」ではなく「丁寧で理性的な話し方」を心がけるのがポイントです。
落ち着いた話し方をすれば、話の内容に集中しやすくなるため、意図がきちんと伝わります。