執筆者:水口貴博

人見知りを克服する30の方法

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人見知りの克服の第一歩は、挨拶。

人見知りの克服の第一歩は、挨拶。 | 人見知りを克服する30の方法

人見知りの克服として、まず挨拶を習慣にしましょう。

朝、知り合いと会ったとき「おはようございます」と挨拶をします。

昼なら「こんにちは」、夜なら「こんばんは」です。

久しぶりに会う人なら「ご無沙汰しています」という挨拶もいいでしょう。

特別な知識も技術も必要なく、誰でもできる行いです。

挨拶をして、相手に迷惑をかけることはありません。

人見知りの原因は、相手に対する警戒心です。

自分から話しかけたくても「相手を怒らせないだろうか」「相手に不快を与えないだろうか」という不安が頭をよぎります。

しかし、挨拶なら、日常の儀礼的な言葉なので、相手を怒らせたり不快にさせたりすることはありません。

むしろ喜ばれます。

誰でも自分に声をかけてもらえると嬉しい気持ちになるでしょう。

自分に声をかけてくれることで、好意や関心を持たれていることがわかるので安心します。

ですから、人見知りの克服は、挨拶から始めるのが簡単です。

知っている人を見かけたら、どんどん挨拶をしていきましょう。

挨拶をして好印象になることはあっても、悪印象になることはありません。

必要最小限の挨拶ではなく、できるだけたくさんの挨拶を心がけるほうがいいでしょう。

挨拶の際は、次の3つのポイントを意識してください。

(ポイント1)
自分から積極的に挨拶をする

自分から積極的に挨拶をしましょう。

挨拶をされてから返事をするのもいいですが、できるだけ自分から挨拶をすることが大切です。

競争ではありませんが、競争のような考え方で「先手の挨拶」を心がけたい。

自分から積極的に声をかけることで、相手に好意を伝えやすくなります。

(ポイント2)
明るく元気に挨拶をする

挨拶の際、小さな声や暗い声では印象がよくありません。

できるだけ明るく元気に声をかけることがポイントです。

気分が沈んでいたり元気がなかったりしても、挨拶のときくらいは元気なふりを心がけましょう。

挨拶はほんの数秒です。

声をかける最初の印象がよければ、後に続く会話全体の雰囲気もよくなります。

(ポイント3)
笑顔で挨拶をする

挨拶をするときは、笑顔を心がけましょう。

いくら積極的な挨拶であっても、無表情や無愛想では印象がよくありません。

大げさな笑顔は必要なく、あくまでほほ笑む程度の笑顔で十分です。

もちろん余裕があれば、白い歯を見せる笑顔が理想的です。

楽しいことがあって笑顔になるのではなく、楽しいことがなくても笑顔を心がけましょう。

笑顔で挨拶をすることで、爽やかで明るい印象が相手に伝わります。

言葉で「仲良くしましょう」と言わなくても「仲良くしましょう」と言っているのと同じことになります。

人見知りを克服する方法(8)
  • 挨拶を習慣にする。
自分から初対面の人に話しかけて、会話を楽しむ。

人見知りを克服する30の方法

  1. 人見知りは、直したほうがいい性格なのか。
  2. 人見知りの人は、自意識と自己防衛本能が強すぎる。
  3. 人見知りの5つの種類と対策。
  4. 人見知りと対人恐怖症の違いとは。
  5. 大人になってから人見知りになることもある。
  6. 人見知りの克服に必要な3つの要素。
    意識改革・場数・成功体験。
  7. 人見知りを克服する場は、日常に数多く点在する。
  8. 人見知りの克服の第一歩は、挨拶。
  9. 自分から初対面の人に話しかけて、会話を楽しむ。
  10. 週に1人は面識のない人に話しかけて、会話をしよう。
  11. 自分がどう思われているか気にしたところで仕方ない。
  12. 人見知りを「悪い性格」と否定しない。
  13. 楽しく話せる定番ネタを準備しておけば、人との会話も怖くない。
  14. 相手を知ってから興味を持つのではない。
    相手を知る前から興味を持つ。
  15. 常に社交的である必要はない。
    必要なときだけ社交的になるだけでいい。
  16. 話すのが苦手なら、聞き役に回ればいい。
  17. 会話が途切れることを恐れていると、人見知りの改善が遅くなる。
  18. 人見知りであることを無理に隠さないほうが、早く克服できる。
  19. 1人で飲食店に行き、きちんと目を見て注文する。
  20. 劣等感やコンプレックスはあっていい。
    自信のあることを1つ考えるだけでいい。
    自信のあることが、あなたの人見知りを救う鍵になる。
  21. 好かれようと思わない。
    嫌われないだけで十分と考える。
  22. 前もって相手の情報を集めて、親近感を高めておく。
  23. 声をかけに行くのではない。
    褒めに行くのだ。
  24. マイナス思考を蹴散らそう。
    すべてプラス思考で考えよう。
  25. メンタルトレーニングと思えば、人に話しかけやすくなる。
  26. 外見がだらしないと、心もだらしなくなる。
    外見を整えると、心も整う。
  27. 1人でイベントに出かける。
  28. 空気を読んでも、読みすぎないこと。
  29. 「話しかけたい」と思わせる雰囲気を出していますか。
  30. 「その場限りの人間関係」と割り切れば、余計な緊張をしなくて済む。

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