執筆者:水口貴博

人見知りを克服する30の方法

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空気を読んでも、読みすぎないこと。

空気を読んでも、読みすぎないこと。 | 人見知りを克服する30の方法

空気を読みすぎていませんか。

「空気を読む」とは、その場の雰囲気から状況を察することをいいます。

人と接するときの雰囲気は、固定ではなく、変化しています。

ぴりぴりした雰囲気、落ち着きのある雰囲気、スピード感のある雰囲気。

そのときどきの雰囲気に応じて、ふさわしい言動も変わります。

円滑な人付き合いには、空気を読む能力が欠かせません。

空気を読むと、適切な振る舞いに生かせます。

自分がすべきこと・すべきでないことはもちろん、相手のしてほしいこと・してほしくないことの区別もしやすくなります。

人付き合いが上手な人ほど、空気を読むのも上手な傾向があります。

人見知りの人にとっても、できるだけ人と接しながら、空気を読む能力を身につけていくことが大切です。

しかし、空気を読んでも、読みすぎるのはよくありません。

プラスよりマイナスのほうが大きくなります。

空気を読みすぎると、いつも相手の顔色をうかがうことになるため落ち着きません。

さまざまな立場の視点を同時に考えなければいけないため、気苦労もストレスも増大します。

何をするにも、雰囲気を乱しそうな不安が出てきて、発言も行動も何もできなくなります。

完全に空気を読むのは素晴らしく思えますが、理想的ではないのです。

完全に空気を読む必要はありません。

普通に空気を読む程度で十分と考えましょう。

人間ですから、うっかり空気を読み間違えることもあります。

突然話に参加したときは、空気を読みにくいでしょう。

もし空気を読みすぎていると気づけば「そんなに気にすることないよ」と自分に言い聞かせましょう。

「ときどきうっかりすることもあっていいだろう」と思うくらいでちょうどいい。

ある程度の許容範囲を設けて、自分を許すようにしましょう。

もし迷惑をかけてしまったら「失礼しました」と謝れば済むことです。

すぐ気づいて謝れば、ほとんどの場合、重大な問題には発展しないはずです。

人見知りを克服する方法(28)
  • 空気を読んでも、読みすぎないようにする。
「話しかけたい」と思わせる雰囲気を出していますか。

人見知りを克服する30の方法

  1. 人見知りは、直したほうがいい性格なのか。
  2. 人見知りの人は、自意識と自己防衛本能が強すぎる。
  3. 人見知りの5つの種類と対策。
  4. 人見知りと対人恐怖症の違いとは。
  5. 大人になってから人見知りになることもある。
  6. 人見知りの克服に必要な3つの要素。
    意識改革・場数・成功体験。
  7. 人見知りを克服する場は、日常に数多く点在する。
  8. 人見知りの克服の第一歩は、挨拶。
  9. 自分から初対面の人に話しかけて、会話を楽しむ。
  10. 週に1人は面識のない人に話しかけて、会話をしよう。
  11. 自分がどう思われているか気にしたところで仕方ない。
  12. 人見知りを「悪い性格」と否定しない。
  13. 楽しく話せる定番ネタを準備しておけば、人との会話も怖くない。
  14. 相手を知ってから興味を持つのではない。
    相手を知る前から興味を持つ。
  15. 常に社交的である必要はない。
    必要なときだけ社交的になるだけでいい。
  16. 話すのが苦手なら、聞き役に回ればいい。
  17. 会話が途切れることを恐れていると、人見知りの改善が遅くなる。
  18. 人見知りであることを無理に隠さないほうが、早く克服できる。
  19. 1人で飲食店に行き、きちんと目を見て注文する。
  20. 劣等感やコンプレックスはあっていい。
    自信のあることを1つ考えるだけでいい。
    自信のあることが、あなたの人見知りを救う鍵になる。
  21. 好かれようと思わない。
    嫌われないだけで十分と考える。
  22. 前もって相手の情報を集めて、親近感を高めておく。
  23. 声をかけに行くのではない。
    褒めに行くのだ。
  24. マイナス思考を蹴散らそう。
    すべてプラス思考で考えよう。
  25. メンタルトレーニングと思えば、人に話しかけやすくなる。
  26. 外見がだらしないと、心もだらしなくなる。
    外見を整えると、心も整う。
  27. 1人でイベントに出かける。
  28. 空気を読んでも、読みすぎないこと。
  29. 「話しかけたい」と思わせる雰囲気を出していますか。
  30. 「その場限りの人間関係」と割り切れば、余計な緊張をしなくて済む。

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