執筆者:水口貴博

同棲のトラブルを避ける30のポイント

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問題が起きてから話し合うのでは遅い。サインが見えたら話し合う。

問題が起きてから話し合うのでは遅い。サインが見えたら話し合う。 | 同棲のトラブルを避ける30のポイント

同棲のトラブルを回避するには、早い対処が大切です。

話し合いは、問題が起きてから行われる傾向があります。

問題が起これば、話し合いの場を設けて、事情の把握に努めます。

自分に非があれば素直に謝って、誤解があれば解いて、悪いところがあれば直します。

こうすれば、普通に問題が解決できると思われますが、実は理想的とは言えません。

問題が起こっている状態は、すでに限界に達している状態です。

風船が膨らんで、破裂をした状態とも言えます。

悪影響が広がって、すでに何らかの被害が出ています。

問題が起こってから話し合うと、感情が収まるのを待つなど、改善に時間もかかります。

場合によっては、すでに最悪の状況で改善できないこともあります。

そのため、問題が起きてから話し合うのでは遅いのです。

では、どうするか。

問題が起きてから話し合うのではありません。

サインが見えたら話し合うようにしましょう。

サインが見えた段階なら、問題が起こりかけているときに話し合えます。

普段から相手の様子をよく見て、いつもと違った様子に気づけば、早めに動くようにしましょう。

たとえば、相手の接し方がいつもより荒く感じたら「最近冷たいけどどうしたの?」と声をかけてみます。

態度が不自然なのは、何らかの不平不満を抱いているサインの可能性があります。

話し合いの場を設けると、相手は心の内を話しやすくなるでしょう。

小さな不平不満の段階で問題の芽を摘み取っておけば、悪化を防げます。

サインの段階なら、本格的な問題に発展する前なので、話すだけで解決できる可能性があります。

たとえ改善が必要であっても、早めに話し合っておけば、対処も早く着手できます。

サインに気づくためにも、日頃から相手の様子をよく見るようにしてください。

相手の表情・態度・言葉遣い。

癖や習慣、生活リズムや行動パターンも重要な手がかりです。

毎日相手の様子を見るのは、定期健診のようなもの。

相手の普段の様子を知っているからこそ、普段と違ったとき、違和感に気づけます。

同棲のトラブルを避けるポイント(5)
  • 問題が起きてから話し合うのではなく、サインが見えたら話し合うようにする。
なぜご両親に挨拶を済ませたカップルは、同棲がうまくいきやすいのか。

同棲のトラブルを避ける30のポイント

  1. 同棲で決めるルールには、2種類ある。
    「仲良くなるルール」と「トラブルを避けるルール」。
  2. 自分の常識は、相手の常識とは限らない。
  3. 同棲環境を快適にする秘策は、収納にある。
  4. ぼそっと言った一言に、本音がある。
  5. 問題が起きてから話し合うのでは遅い。
    サインが見えたら話し合う。
  6. なぜご両親に挨拶を済ませたカップルは、同棲がうまくいきやすいのか。
  7. 共用の家電や家具の購入を、相手任せにしない。
  8. パートナーが疲れているときは、無理にコミュニケーションをとらない。
  9. 趣味を禁止した同棲は、長続きしない。
  10. 自由な格好で過ごしたくても、裸は要注意。
  11. パートナーの機嫌がよくなるポイントを把握しておく。
  12. 同棲中でも、防犯対策は手抜きしない。
  13. 無断でパートナーの持ち物を使わないこと。
  14. 食べ物も相手の持ち物。
  15. ぼろぼろのものであっても、相手の所有物を勝手に捨てない。
  16. 手伝う一言は、言い方に要注意。
  17. 「そのうち」という言葉に注意する。
  18. 大きな買い物をするときは、前もってパートナーに伝えておくほうが安心。
  19. 世間話はよくても、悪口はよくない。
  20. 近所の騒音に悩んだときの2つの対処法。
  21. 同棲中に知ったパートナーのプライバシーは、口外しないこと。
  22. たまには贅沢をしたほうが、同棲はうまくいく。
  23. 同棲中は、どんどん増えていく物に注意すること。
  24. パートナーの仕事の愚痴は、半分聞くくらいにしておく。
  25. パートナーの変化に気づく意識を低下させない。
  26. 時には恋愛感情を忘れることも大切。
    現実的な問題は、恋愛感情を抜きにして取り組まなければいけない。
  27. 親の世話焼きがひどいなら、遠慮を伝えることも必要。
  28. 同棲相手に多額の借金があると気づいたときの、3つのポイント。
  29. 同棲で内装に手を加えるなら、原状回復の費用を考えておく。
  30. 無断で友人を自宅に招かない。

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