ときどきパートナーがぼそっと言う一言があります。
「少し疲れたな」
「手伝ってほしかったな」
「それは違うような気がするな」
「私のことは後回しなんだね」
「もう少し早く帰ってきてほしいな」
ぼそっと言った一言は、小さな声なので、聞き逃してしまいがちです。
聞こえたとしても、主張が弱いので「軽い気持ちなのだろう」と聞き流すことが多いでしょう。
しかし、同棲では、ぼそっと言った一言を聞き逃してはいけません。
ぼそっと言った一言に、本音があるからです。
パートナーの立場になり、心理状態を読み取ってください。
はっきり本音を言いたい気持ちがある反面、相手の機嫌を損ねたくない気持ちがあって、声が小さくなる。
もしくは、相手を怒らせてしまうのではないかと恐れている気持ちもあるでしょう。
そうした心理状態の結果、独り言のように発するのが、ぼそっとした一言です。
声は小さくても、本心が表れた言葉。
表向きは小声であっても、心の中では大声で叫んでいるのでしょう。
だからこそ、ぼそっと言った一言は重要です。
ぼそっと言った一言こそ、聞き逃さず、重く受け止めましょう。
ぼそっと言った一言をきちんと受け止めれば、トラブルの防止に役立ち、スムーズな同棲を実現できます。