執筆者:水口貴博

同棲のトラブルを避ける30のポイント

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手伝う一言は、言い方に要注意。

手伝う一言は、言い方に要注意。 | 同棲のトラブルを避ける30のポイント

同棲では、助け合いの精神が大切です。

いつも家事を頑張っているパートナーを気遣い、たまには自分も手伝おうと思うでしょう。

ところが、手伝うつもりで言った一言が、パートナーの機嫌を悪くさせることもあるので注意が必要です。

たとえば、次のような言い方は、できるだけ避けたほうがいいでしょう。

「少し手伝おうか」

「台所の食器を洗ってもいい?」

「洗濯物を取り込んでもいい?」

この一言のどこが悪いのだろうと思いますが、誤解を招く恐れがあります。

「手伝いたい」「協力したい」という意欲は伝わるものの、パートナーはこう思うでしょう。

「どうしてわざわざ聞くのだろう。気づいたら、すぐすればいいでしょう。いちいち聞くのは、普段やる気がないからだよね」

すっきりしない印象を与え、パートナーを不機嫌にさせることがあります。

言葉は難しい。

パートナーを助けるつもりで言った一言が、かえって怒らせてしまうのです。

かといって手伝わなければ、家事が偏ってしまい、やはり不和の原因になってしまいます。

では、どんな言い方がいいのでしょうか。

日常的な家事を手伝うなら「~しようか」より「~します」という言い方のほうがスマートです。

「食器を洗っておくね。先に休んでいていいよ」

「これから洗濯するけど、ほかに何かある?」

「今から買い物に行くけど、何か買うものある?」

はっきり「します」と意思が伝わるような言い方のほうが誤解を防げます。

自分から率先して動いてくれる様子が伝わるので、パートナーも「助かる」「ありがたい」と喜んでくれるでしょう。

同棲のトラブルを避けるポイント(16)
  • 手伝うときの一言に注意する。
「そのうち」という言葉に注意する。

同棲のトラブルを避ける30のポイント

  1. 同棲で決めるルールには、2種類ある。
    「仲良くなるルール」と「トラブルを避けるルール」。
  2. 自分の常識は、相手の常識とは限らない。
  3. 同棲環境を快適にする秘策は、収納にある。
  4. ぼそっと言った一言に、本音がある。
  5. 問題が起きてから話し合うのでは遅い。
    サインが見えたら話し合う。
  6. なぜご両親に挨拶を済ませたカップルは、同棲がうまくいきやすいのか。
  7. 共用の家電や家具の購入を、相手任せにしない。
  8. パートナーが疲れているときは、無理にコミュニケーションをとらない。
  9. 趣味を禁止した同棲は、長続きしない。
  10. 自由な格好で過ごしたくても、裸は要注意。
  11. パートナーの機嫌がよくなるポイントを把握しておく。
  12. 同棲中でも、防犯対策は手抜きしない。
  13. 無断でパートナーの持ち物を使わないこと。
  14. 食べ物も相手の持ち物。
  15. ぼろぼろのものであっても、相手の所有物を勝手に捨てない。
  16. 手伝う一言は、言い方に要注意。
  17. 「そのうち」という言葉に注意する。
  18. 大きな買い物をするときは、前もってパートナーに伝えておくほうが安心。
  19. 世間話はよくても、悪口はよくない。
  20. 近所の騒音に悩んだときの2つの対処法。
  21. 同棲中に知ったパートナーのプライバシーは、口外しないこと。
  22. たまには贅沢をしたほうが、同棲はうまくいく。
  23. 同棲中は、どんどん増えていく物に注意すること。
  24. パートナーの仕事の愚痴は、半分聞くくらいにしておく。
  25. パートナーの変化に気づく意識を低下させない。
  26. 時には恋愛感情を忘れることも大切。
    現実的な問題は、恋愛感情を抜きにして取り組まなければいけない。
  27. 親の世話焼きがひどいなら、遠慮を伝えることも必要。
  28. 同棲相手に多額の借金があると気づいたときの、3つのポイント。
  29. 同棲で内装に手を加えるなら、原状回復の費用を考えておく。
  30. 無断で友人を自宅に招かない。

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