同棲中、パートナーから仕事の悩みを聞かされることがあります。
もちろん深刻な悩みなら、きちんと向き合って相談に乗る必要があります。
「上司からパワハラを受けている」
「同僚からいじめを受けている」
「取引先から暴力を振るわれた」
「体調が悪くて、ふらつくことがある」
「仕事を辞めようか悩んでいる」
深刻な悩みは無視できません。
一緒に解決策を考えて、できることがあるなら助ける必要もあるでしょう。
あまりひどい場合、睡眠障害や精神疾患につながる恐れもあります。
事態が重くなる前に何らかの対処が必要になるでしょう。
何かを協力することで、パートナーも救われます。
しかし、単純な愚痴まで真面目に付き合うのはどうでしょうか。
「上司がうるさくて、いらいらする」
「新入社員が、全然仕事を覚えてくれない」
「取引先がわがままで、うんざりする」
「中途採用の社員が、仕事のできる人で嫉妬する」
「体臭のひどい人がいて、仕事に集中しにくい」
単純な愚痴まで真面目に付き合っていると、体力を消耗します。
聞いている自分まで疲れ果ててしまうでしょう。
愚痴までまともに付き合っていると、同棲が長続きしません。
平凡な愚痴なら、話半分で聞くくらいにしましょう。
表向きはきちんと話を聞いている態度を見せつつ、話の半分はさらりと流します。
「なかなかうまくいかないね」
「たしかにいらいらするね」
「大変だね。それは本当に疲れるね」
「それはつらい。泣きたくなるね」
「もう少ししたら、楽になるよ」
「よく我慢できるね。偉いね」
十分な対応とは言えませんが、半分聞く程度なら、余計な体力を削られないので楽でしょう。
愚痴は、単純に聞くだけで済むタイプが大半です。
「相槌」と「共感の返事」の2つを心がけていれば、おおむねうまく対応できるでしょう。
話すことにすっきりして、パートナーも心が楽になるはずです。
長時間の仕事の愚痴にも付き合えます。