同棲を始めると、近所付き合いが始まることがあります。
新しい場所での同棲生活は、新しい近所付き合いの始まりでもあります。
隣近所にどんな人が住んでいるのかは、同棲を始めてみないとなかなかわかりません。
引っ越しの挨拶で面識ができることもあるでしょう。
たとえ引っ越しの挨拶をしなくても、ごみ出しのタイミングで話すことがあり、知り合うことも多いはずです。
近所の人と仲良くなれば、立ち話を楽しむことも多いのではないでしょうか。
もちろん世間話くらいならいいのです。
天気の話・景気の話・仕事の話。
アパートの話・スーパーの特売の話。
話をすることで、気分転換になったり気持ちが明るくなったりすることもあるでしょう。
近所付き合いも、貴重な人脈の1つ。
時には世間話を通して、生活に役立つ情報が聞けることもあるはずです。
しかし、世間話はよくても、悪口はよくありません。
近所付き合いでは、悪口に巻き込まれないように注意してください。
知らないところで自分の悪口を言われるのは、誰でも不快でしょう。
噂が好きな人もいるかもしれませんが、余計な深入りはしないほうが賢明です。
悪口に巻き込まれると、ゆくゆく不毛なトラブルに巻き込まれる可能性も出てきます。
悪口を持ちかけられたときは、はっきりした返事を避けるのがいいでしょう。
イエスともノーとも答えないようにします。
「そうかな」
「どうかな」
「何とも言えないですね」
ごまかすことも会話術。
当たり障りのない返事でさらりと受け流し、さっとその場から離れるのが得策です。
当然ですが、自分が近所の人を悪く言ったり中傷したりするのもマナー違反です。
悪口を言い始めると、どんどん人間関係に溝ができます。
うっかり言った悪口が、思わぬ災いを招くことがあります。
円滑な近所付き合いを妨げ、人付き合いの質の低下をもたらします。