執筆者:水口貴博

同棲のトラブルを避ける30のポイント

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同棲で内装に手を加えるなら、原状回復の費用を考えておく。

同棲で内装に手を加えるなら、原状回復の費用を考えておく。 | 同棲のトラブルを避ける30のポイント

同棲で新しい住まいに暮らし始めれば、2人の好みに仕上げたいでしょう。

壁に絵を掛けたり、ポスターを貼ったり、好みのカーペットを敷いたりなどです。

想像するだけでも楽しくなってくるでしょう。

2人の好みに合った内装に仕上げれば、わくわくできる生活環境に仕上がります。

もちろん2人の好みに仕上げるのはいいですが、やりすぎには注意してください。

画びょうで壁に穴を開ける程度ならいいですが、大きな傷や汚れになると、後が大変です。

ペンキで壁を塗り替えたり壁に大きな穴を開けたりなど、内装に手を加えると、退去の際の原状回復にお金がかかります。

一般的に賃貸物件の契約では、契約解除の際、契約締結以前の状態に回復させることが定められています。

原状回復にかかる費用は、大家や管理会社の判断に委ねられます。

場合によっては、大金が必要になる可能性もあります。

せっかく2人で頑張った貯金が、原状回復の費用で大幅に減ると、資金繰りが厳しくなることがあります。

内装に手を加えるなら、原状回復にお金がかからない範囲を心がけましょう。

自分たちの部屋であっても「借りもの」という意識を忘れてはいけません。

また、なるべく原状回復が必要ない工夫を加えるのが得策です。

たとえば、接触しやすい部分に保護シートを貼っておけば、汚れや傷を防げます。

椅子やソファーの脚に保護用の布を巻くと、床の傷も防げます。

部屋の角を傷つけないよう緩衝材を設置するだけでも、安心感が違います。

カーペットを敷くと、雰囲気が華やかになるだけでなく、床の傷を防ぐ効果もあり、一石二鳥です。

傷を防ぐ工夫ができていれば、退去の際に余計な出費を抑えることができます。

同棲のトラブルを避けるポイント(29)
  • 原状回復が最小限になるよう心がける。
無断で友人を自宅に招かない。

同棲のトラブルを避ける30のポイント

  1. 同棲で決めるルールには、2種類ある。
    「仲良くなるルール」と「トラブルを避けるルール」。
  2. 自分の常識は、相手の常識とは限らない。
  3. 同棲環境を快適にする秘策は、収納にある。
  4. ぼそっと言った一言に、本音がある。
  5. 問題が起きてから話し合うのでは遅い。
    サインが見えたら話し合う。
  6. なぜご両親に挨拶を済ませたカップルは、同棲がうまくいきやすいのか。
  7. 共用の家電や家具の購入を、相手任せにしない。
  8. パートナーが疲れているときは、無理にコミュニケーションをとらない。
  9. 趣味を禁止した同棲は、長続きしない。
  10. 自由な格好で過ごしたくても、裸は要注意。
  11. パートナーの機嫌がよくなるポイントを把握しておく。
  12. 同棲中でも、防犯対策は手抜きしない。
  13. 無断でパートナーの持ち物を使わないこと。
  14. 食べ物も相手の持ち物。
  15. ぼろぼろのものであっても、相手の所有物を勝手に捨てない。
  16. 手伝う一言は、言い方に要注意。
  17. 「そのうち」という言葉に注意する。
  18. 大きな買い物をするときは、前もってパートナーに伝えておくほうが安心。
  19. 世間話はよくても、悪口はよくない。
  20. 近所の騒音に悩んだときの2つの対処法。
  21. 同棲中に知ったパートナーのプライバシーは、口外しないこと。
  22. たまには贅沢をしたほうが、同棲はうまくいく。
  23. 同棲中は、どんどん増えていく物に注意すること。
  24. パートナーの仕事の愚痴は、半分聞くくらいにしておく。
  25. パートナーの変化に気づく意識を低下させない。
  26. 時には恋愛感情を忘れることも大切。
    現実的な問題は、恋愛感情を抜きにして取り組まなければいけない。
  27. 親の世話焼きがひどいなら、遠慮を伝えることも必要。
  28. 同棲相手に多額の借金があると気づいたときの、3つのポイント。
  29. 同棲で内装に手を加えるなら、原状回復の費用を考えておく。
  30. 無断で友人を自宅に招かない。

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