同棲では、ルールが必要不可欠です。
多すぎたり厳しすぎたりしてはいけませんが、ある程度のルールは、同棲の維持に役立ちます。
「ルール」と一言で言っても、大きく分けると2種類あります。
仲良くなるルールとは、2人の心の距離を縮めたりマンネリを防いだりする効果があります。
たとえば「2人で日記を交換する」「たまには外でデートする」「できるだけ一緒に食事をする」などです。
仲良くなるルールによって、2人の関係も安定します。
一方、トラブルを避けるルールは、不満やストレスを減らしたり安心や快適を保ったりする効果があります。
たとえば「相手の趣味をけなさない」「きちんと家事を分担する」「たまには1人の時間を作る」などです。
トラブルを避けることさえできれば、喧嘩もいらいらもなくなります。
もちろん理想は、両方を心がけることです。
どちらも大切なルールであることに変わりありませんが、重要度には違いがあります。
重視するなら「仲良くなるルール」より「トラブルを避けるルール」です。
同棲を長続きさせるには、まずトラブルを避けることが最優先。
トラブルさえ起きなければ、2人の関係に多少の浮き沈みはあっても、同棲が破綻することはありません。
しかし、いくら仲がよくても、トラブルが起きると、簡単に同棲は破綻します。
そのため同棲では、まずトラブルを避けるルールを重視するのが得策です。
あなたが決めようとしているルールは、仲良くなるルールですか、トラブルを避けようとするルールですか。
トラブルを避けるルールを重視したほうが、同棲のストレスも減るでしょう。