「自分が大嫌い。現実から逃げてしまいたい!」
とことん自分が嫌いになった結果、現実が嫌になり、現実逃避をしようとする人がいます。
嫌な自分と向き合うのもストレスです。
とことん自分が嫌になれば、真面目に生きるのも嫌になり、現実逃避をしたくなる。
自分を消してしまいたい衝動に駆られることもあるかもしれません。
しかし、これはネガティブな現実逃避です。
自己嫌悪で現実逃避をしても、後悔をするだけです。
現実から逃げることで、一時的に気持ちは楽になるかもしれませんが、根本的な解決にはなりません。
「くだらないことをしてしまった」と悔やむことになる。
不毛な行動をした自分を恨み、ますます自己嫌悪が悪化します。
では、自己嫌悪に陥ったときにはどうすればいいか。
自暴自棄にならず、冷静になって、現実と向き合うことが大切です。
必要なのは「地道な努力」です。
貧乏なら、節約と貯金を徹底しながら、必死で仕事をする。
モテないなら、身だしなみと清潔感を意識して、モテるような努力をする。
頭が悪いなら、できる範囲からこつこつ真面目に勉強を頑張る。
会話が下手なら、会話が上手な人を見よう見まねで吸収する。
大変な持病があるなら、持病との上手な付き合い方を模索する。
どれも当たり前の行動ですが、そうするしか道はありません。
心が腐ったら最後です。
腐っても何もいいことはありません。
一度社会の底に落ちると、這い上がるのが難しくなります。
どれだけ自信がなくても、希望だけは持ち続けましょう。
一生付き合わなければいけない人間関係は、自分です。
自分が自分を見捨てれば、誰が助けるのでしょうか。
生きる方向を間違えてはいけません。
自己嫌悪で現実逃避をするくらいなら、少しでも希望を見いだすために、地道な努力を続けることが大切です。
1ミリでも前に進むこと。
行動することが、自己嫌悪を改善する唯一の方法です。