復縁の可能性がない失恋をしたら、こう考えましょう。
「はっきり諦めがつくから、これでよかった」と。
意外と苦しむのが、可能性が残っている失恋です。
普通に考えると「可能性が残っている失恋のほうがよい」と思われがちです。
たしかに自分の失敗を改善すれば、復縁できることもあります。
元の関係に戻れば、同じ失敗を繰り返さないよう、以前より親しい関係になれることもあります。
しかし、復縁の可能性があるからこそ、生まれる苦しみもあります。
「自分が試されているようで、迷いが生じる」
「貴重なチャンスを捨てるのは良心が痛む」
「挑戦しないと、自分を責めてしまいそう」
復縁できる可能性があると、さまざまなことを思い悩んでくよくよしがちです。
諦めたくても、小さな可能性が気になり、未来に向けて集中しづらくなるのです。
一方で、可能性のない失恋は気持ちいい。
「どんなに頑張っても復縁は不可能」と、はっきり諦めがつくからです。
復縁の可能性がゼロとわかれば、余計な行動がありません。
落ち込みますが、前を向くしかないので、早く気持ちを切り替えられるでしょう。
復縁の可能性がない状態も、見方を変えれば、メリットです。
復縁の可能性がない失恋だから悲しむのではありません。
復縁の可能性がない失恋でよかったのです。